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北陸新幹線の防音壁、一部を透明にし眺め確保 福井県内区間の8キロ

6/15(土) 11:10配信

福井新聞ONLINE

 2023年春開業の北陸新幹線金沢―敦賀間で、車窓からの眺めを確保するため、福井県内区間の一部に透明防音壁の採用が決まった。眺めを阻害する高さ2メートル超の防音壁が設けられる上下線計20キロのうち、4割に当たる8キロに透明素材を活用。福井県福井市の九頭竜川や坂井市の坂井平野、県内4駅の周辺などが対象となる。6月14日の会見で、杉本達治知事が明らかにした。

 県によると、周辺への騒音対策として、トンネル部分を除く県内の上下線78キロにわたってコンクリートの防音壁が設置される。このうち58キロは高さ2メートルで視界を遮ることはないが、残りは住宅街などが近いため3メートルか3・5メートルで眺めをふさぐ。

 対策として田園地帯や山並み、町並みの眺めが良い場所で、2メートルを超える部分を透明のポリカーボネイト製にする。資材は運行主体のJR西日本が提供する。

 県は昨年1月、JR西に透明防音壁の導入を要望していた。杉本知事は、開業後の観光誘客などを見据え「景色の良さを宣伝していきたい。東海道新幹線だと富士山が楽しめるように、景色が見えるのは新幹線に乗るメリットだ」と強調した。

福井新聞社

最終更新:6/15(土) 11:10
福井新聞ONLINE

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