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【ブラジル】プラ製ストロー禁止法案 サンパウロ州議会でも可決

6/15(土) 8:55配信

サンパウロ新聞

 サンパウロ州議会は13日、プラスチック材料によって引き起こされる環境汚染を減らすことを目的に、同州内のすべてのレストランやバー、軽食店、ホテル、ナイトクラブ、ダンスサロン、音楽イベント、その他の商業施設などにおいてプラスチック製ストローが客に対して提供されることを禁じる法案を賛成多数で可決した。

 同日付などで伝えた伯メディアによると、同法案を提出したロジェーリオ・ノゲイラ州議員(DEM=民主党)は、プラスチック汚染は全世界的な問題になっているとし、国連の推計を引用して「この問題に対する効果的な政治的コントロールがなければ、2050年までに地球の海洋においては魚よりもプラスチックの方が多くなる」と同法案の正当性を主張している。

 州議会で可決された同法案が州法として成立するにはジョアン・ドリア同州知事(PSDB=ブラジル社会民主党)による承認が必要で、サンパウロ州政府は知事の承認後12カ月以内にプラスチック製ストローの提供禁止にかかわるルールを作ることになる。

 法律として成立した場合、現在サンパウロ州内で提供されているプラスチック製ストローは今後、再生可能な紙や食用もしくは生分解性の素材で作られ、なおかつ同様の素材で作られた包装で密封されたストローに置き換えられることになる。

 なお、ブラジル最大都市であるサンパウロ市では今年4月に、飲食店などにおけるプラスチック製ストローの提供を禁じる法案が市議会で可決され、現在、それを条例化するか否かの市長による最終判断を待っている。

サンパウロ新聞

最終更新:6/15(土) 8:55
サンパウロ新聞

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