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香川・満濃池「ゆる抜き」迫力の放水 田植えシーズンに合わせ水田潤す

6/15(土) 21:53配信

山陽新聞デジタル

 国内最大級のため池で知られる香川県まんのう町の満濃池(最大貯水量1540万トン)で15日、田植えシーズンに合わせて水門を開く「ゆる抜き」があり、見物客が迫力ある水の放流に見入った。

 正午に水門が開くと、大量の水がごう音とともに勢いよく流れ始めた。雷雨の中、傘を差した見物客が「おおっ」と歓声を上げ、盛んに写真を撮っていた。

 700年ごろに完成した満濃池は、弘法大師空海が修築に携わったと伝わる。かつては水門をふさぐ木の栓「ゆる」を抜いて水を流していたが、現在は電動ゲートで開閉する。管理する満濃池土地改良区によると、放水は10月までの予定で、丸亀市など県中・西部の水田約2600ヘクタールを潤す。

 満濃池の貯水率は15日現在77・1%。少雨で平年を15ポイント近く下回っているものの、水供給に問題はないという。ゆる抜きを初めて見た善通寺市、女性(33)は「満濃池の存在の大きさが改めて分かった」と話した。

最終更新:6/15(土) 21:53
山陽新聞デジタル

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