ここから本文です

ハンドリングに苦しむクビサと、改善の兆し掴むラッセル……対照的なウイリアムズ

6/16(日) 9:23配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズのロバート・クビサは、カナダGPを通してハンドリングに苦しんだと語る一方、ジョージ・ラッセルはハンドリングに改善の兆しを感じるなど、対称的な状況になってしまっているようだ。

【動画】F1カナダGP決勝ハイライト

 クビサは、F1カナダGPで19番グリッドから好スタートを切り、チームメイトのジョージ・ラッセルの前に立ち、15番手までジャンプアップした。

 しかしながら、彼はオープニングラップからハンドリングの問題に苦しんでおり、すぐさまラッセルに抜き返されてしまった。結果的に彼は完走18台中最下位に終わった。

 クビサはラッセルと同様に今季ここまでの7レース全てで完走しているが、最上位は16位と苦しい戦いが続いている。

「残念なことに、魔法は存在しないんだ」とクビサは語った。

「予選の時点で既にハンドリングに苦しんでいて、全体的にグリップがなかったので、ロングスティントの時や、路面温度が高くなった時はさらに苦しかった」

「ブレーキをかけた時に、ステアリングを切っていないのにマシンが曲がることが多々あった。正直何と言えばいいのかわからないよ。トラックにマシンを留めることが非常に大変だった」

 それに対し、運転するのが危険だったのかどうかを尋ねられたクビサはそれを否定した。

「危険ではない。最終的にこういう結果になったということは、プッシュすることさえできていないんだ。ただ、スピードのためにかなりのリスクは冒したと思っている。全体的にグリップが乏しく、正直何と言えばいいかわからない」

 クビサはまた、レース序盤にラッセルの前に出た後、ラッセルを抑えておくことはできなかったと認めた。

「ちょっとしたバトルをして、僕はターン1で彼の前に出た。しかしその後に彼がストレートで僕を捕えたんだ。1周目の時点でターン6やターン8でマシンが横滑りしていた。とても難しかった」

 一方のラッセルはレースに満足しており、少なくともレース序盤の数周は速いマシンを従えて走行していた。

「マシンは比較的運転しやすいと感じた」とラッセルは話した。

「僕たちはパッケージを最大限活かした。このマシンには今すぐにでもダウンフォースが必要だけど、チームがマシンの力を最大限発揮してくれたことを嬉しく思う」

「スタートの際、ライコネンと少し交錯した。それでロバートが最初のコーナーで僕の前に出た。その後彼は少しミスを犯したので、バックストレートに向けて立ち上がりが良かった僕が、何とか1周目で彼を抜き返すことができた」

「自分自身と戦いながら、間違いなく少しは楽しい時間を過ごせたし、これが僕たちができることの全てだ」

 またラッセルは、カナダGPで投入された新しいフロントサスペンションが効果を発揮していると感じているようだ。

「マシンは確実にフィーリングの良いものになってきている。ただ残念なことに、ラップタイムがそれを示してはくれなかった。以前は乗りづらくてダウンフォースが足りないマシンだったのが、今ではダウンフォースが足りないマシンになった。つまり僕たちは進歩しているんだ」

Adam Cooper

最終更新:6/16(日) 9:23
motorsport.com 日本版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事