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星野リゾート代表 「海外からも水戸へ」 偕楽園振興へ意気込み

6/16(日) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ

偕楽園(水戸市)周辺の魅力向上に向け、観光振興計画を策定するホテル運営の星野リゾート(長野県軽井沢町)の星野佳路(よしはる)代表は15日、水戸市内で開かれたフォーラムで、「海外から水戸に来てもらうような計画にしないといけない」と意気込みを述べた。体験型サービスの不足といった観光課題を挙げた上、計画実現に向けた地元住民との合意形成の重要性を訴えた。

星野リゾートは県の委託を受け、県の「偕楽園・歴史館エリア観光魅力向上計画策定業務」に着手。10月末までに偕楽園を中心としたエリアの現状分析や課題整理を行い、観光誘客の計画を策定する。

星野代表はこの日、偕楽園公園や千波湖の将来を展望する「千波湖フォーラム」(水戸商工会議所主催)にパネリストとして参加した。高橋靖水戸市長やグロービス経営大学院の堀義人学長らと共に登壇し、約300人が詰め掛けた。

星野代表は、水戸市の観光課題として、観光資源の点在▽面白い体験にお金を払う「コト消費」の不足▽観光地を繰り返し宣伝する航空会社や鉄道といった広告主の不在▽象徴となる食-などを挙げた。

今回の計画については、具体的な集客目標やターゲットを明確化し「一体どんな観光地になりたいのかを設定することが大事だ」と述べた。その上で、実現には地元住民との合意形成が重要と説明。山口県長門市で提案した温泉街の再整備構想に触れ、旅館関係者らとの対話を重ねた経験を振り返った。

さらに国内の大都市圏や海外からの誘客に徹する必要性を強調。経済効果を生み出す計画作りにこだわらない限り「(提案する観光振興策が)持続可能になることはない」と力を込めた。(小野寺晋平)

茨城新聞社

最終更新:6/16(日) 7:07
茨城新聞クロスアイ

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