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松山英樹は不満の7バーディ 課題は「ボギーを少なく」

6/16(日) 11:06配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 3日目(15日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇7075yd(パー71)

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アンダーパーをマークしただけでは満足いくはずもなかった。イーブンパーの32位タイから出た松山英樹はこの日のフィールドで最多の7バーディを決めながら、ボギー4つ、ダブルボギーひとつが入り乱れて「70」。ムービングデーに爆発的なスコアを出せず、通算1アンダーは首位から10打差と離れ、初のメジャータイトルは遠ざかった。

前日までの2ラウンドより約20yd前に設定された315ydの4番、打ち上げになるティエリアで思案する松山にギャラリーの声が飛んだ。「ドライバー!」。その声に応じたわけではなくても、バッグから1Wを引き抜くと、期待を込めた歓声でスタンドが沸いた。「グリーンにのせればチャンスはある」。鋭く放たれたフェードボールは右手前のラフまで到達。ここから3連続バーディを決めた。

チャージの勢いは後半の入り口でそがれた。バーディを奪った後の11番、アイアンでのティショットを右の深いラフに入れ、2打目は芝がからみ左のラフへ。「寄せるというより、のせるので精いっぱい」というアプローチを経て、3パットを喫してダブルボギーをたたいた。

「前半は良いプレーができていたんですけど、後半になって、やっぱり11番のミスパットから流れが悪くなってしまった」。予選両日で64%あったフェアウェイキープ率は50%に下がった。パーオン率も3日間で最低の61%。数字の印象以上にこの日はダメージがあった。「グリーンを外したところ、フェアウェイを外したところは、きょうはちょっと辛い位置の状況だった」。ボールが行く先々のラフは密集エリアばかり。「グリーン周りからのミスが多い」という嘆きにつながった。

グリーンの状態は2日目により引き締まり、「(きょうも)変わらず硬いな…という感じ。フェアウェイから打つのが大事になる」と改めて実感する。第2打をいずれもピンそば1mにからめて奪った後半15番からの2連続バーディはその象徴だ。

表情を硬くして、ドライビングレンジへすぐに向かった。残りは18ホール。「きょうみたいにたくさんバーディを獲って、ボギーを少なくできれば。上が伸びなかったらチャンスもあると思いますし…。そういうゴルフをすることがまず大事だと思うので頑張りたい」。必死にポジティブな言葉を並べた。(カリフォルニア州ペブルビーチ/桂川洋一)

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