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DRSでも追いつけない……ハミルトン、フェラーリの”強力エンジンモード”警戒

6/16(日) 12:07配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスは今季これまでの7レース全てで勝利しており、ルイス・ハミルトンは5勝を挙げている。しかし彼は、フェラーリがとても強力なエンジンモードを使うことができると語り、警戒を解いていない。

【動画】F1カナダGP決勝ハイライト

「彼ら(フェラーリ)はストレートで非常に速いんだ」

 そうハミルトンは語った。

「彼らは間違いなく、今の僕たちが持っていないようなパワーモードを持っている」

「だから、彼らは突然パワーアップして、ストレートで離れていく。たとえ僕がDRSを使っていてもね」

 ハミルトンは、それがただの”仮定”ではないと確信している。カナダGPの予選において、メルセデス勢がフェラーリに対し、ストレートで0.6秒ほど失ったことが、その証拠だと考えているようだ。

 ベッテルは、カナダGPの決勝レース中に”エンジンモード1”を使用し、パワーを上げるようにチームから指示された場面もあった。

「レースで、彼らがストレートで突然大幅にペースを上げたことは分かっている。肝心なのはそこだ」とハミルトンは付け加えた。

「彼らは明らかに、パワーユニットの面で素晴らしい仕事をした」

「かつてメルセデスは、この分野でかなり先を行っていた。僕たちにはやるべきことがある。今は、彼らが僕たちの先を行っているんだ」

 フェラーリの優れたストレートスピードには、マシンの空力コンセプトも大きく影響していると考えられている。マシンの最大ダウンフォース量ではメルセデスに劣るものの、空力効率はフェラーリが優れていると見られている。

 カナダGPでは、ハミルトンとセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が互角の戦いを繰り広げた。コースオフしたベッテルにペナルティが出たことで、プレッシャーをかけ続けたハミルトンが勝利を挙げることになった。

 ハミルトンは「みんなが一生懸命頑張り、適切な行動をしたことが、素晴らしい結果に繋がった」と語り、死力を尽くした戦いができたことを喜んだ。

「僕たちにはやるべき仕事がある。フェラーリが(カナダで)どれほど速かったか目の当たりにしたし、モナコでも彼らは速かった。どんな戦いになるか、興味深い」

「彼らはストレートで僕たちより速い。彼らはひとつ上のレベルのエンジンモードが使える。特に予選では効果的だし、決勝でも有効だ。だから、僕たちにはやらなくちゃいけないことがある。少なくとも、良い戦いができている」

Scott Mitchell

最終更新:6/16(日) 12:07
motorsport.com 日本版

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