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ポルシェカレラカップジャパン第8戦|3番手スタートの小河諒が逆転で今季初優勝

6/16(日) 14:58配信

motorsport.com 日本版

 富士スピードウェイで行われた2019ポルシェ カレラ カップ ジャパンの第8戦は、3番グリッドからスタートした小河諒(LM corsa)が今季初優勝を飾った。

 前日の第7戦は大雨に見舞われたが、16日(日)に行われた第8戦は朝から晴天に恵まれ、各車がスリックタイヤを装着してスターティンググリッドについた。

 第8戦では15日(土)に行われた公式予選のセカンドベストタイムの順にグリッドが決められ、ポールポジションは今季富士ラウンドで2勝している上村優太(PORSCHE CENTER OKAZAKI)、2番手には大滝拓也(SKY RACING)が並んだ。

 スタートでは上村がまずまずのダッシュを決めたが、3番手スタートの小河に加え5番手スタートの笹原右京(Porsche Japan Junior Programme)も好スタートを決め、3台が並んで1コーナーに突入。その中でも一番イン側にいた上村が先頭を死守し、2番手に小河が浮上した。

 オープニングラップを4番手で終えた笹原だが、2周目に入ったところの1コーナーで武井真司(BINGO RACING)を抜いて3番手に浮上。今季5勝目を飾るべくトップの2台を追いかけた。

 一方、トップ争いは上村と小河の一騎打ちとなった。6周目の1コーナーで小河がアウト側から飛び込むと、そのままコカ・コーラコーナーまでサイド・バイ・サイドを続けトップを奪った。

 これとほぼ同時のタイミングで2台が絡むクラッシュが後方で発生。小河がトップに浮上した直後にセーフティカーが導入されることとなった。

 9周目に入ったところでセーフティカーが解除されると、上村が再びトップを取り戻そうとアウト側から並びかけたが、小河も一歩も引かず2台がわずかに接触した。この時に上村のマシンのリップスポイラーが脱落してしまい、大きくペースダウン。後方につけていた笹原、大滝に抜かれ4番手まで下がってしまった。

 5番手スタートから2番手まで浮上した笹原は、徐々に小河に近づき、0.6秒後方まで迫ったが、追い抜くところまではいかず、そのままチェッカーフラッグ。小河が今シーズン待望の初優勝を飾った。

 2位には笹原が入った。笹原は最後0.391秒差まで詰めたが、惜しくも優勝には届かなかった。それでもランキングトップはキープしている。3位には終盤に大滝を抜き返した上村が入った。

 久しぶりの勝利に小河も笑顔を見せたが、上村と接触してしまった部分について心残りの様子で「優勝できたのは良かったんですけど、上村選手とちょっと接触があって……でも彼はクリーンに僕のラインを残してくれていて、改めて信頼できる素晴らしいドライバーだなと感じました」とコメント。残り3レースとなった今シーズンも最後までプッシュしていきたいと語った。

「このレースウィークを通してクルマは速かったです。ただ、コンディションが金・土・日と変わっていく中で、うまく対応してくれたチームに感謝したいです。次回はまた得意な富士で2レースありますし、最終戦は鈴鹿(F1日本GPのサポートレース)ラウンドが残っています。ポイント差で前と少し離れてしまいましたが、最後まで諦めずにプッシュして行きたいと思います」

 次回のPCCJは8月3日と4日に、今回と同じ富士スピードウェイを舞台にして開催される。

吉田知弘

最終更新:6/16(日) 15:06
motorsport.com 日本版

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