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【MotoGP】ロレンソの要望は自分たちと同じ……クラッチロー「何年も改善を望んでいる」

6/16(日) 19:52配信

motorsport.com 日本版

 2年間所属したドゥカティを離れ、今シーズンからホンダへ移籍したホルヘ・ロレンソだが、これまでのところ厳しいシーズンを送っている。イタリアGP後に彼は自分自身について、ホンダのバイクをドゥカティのようにユーザーフレンドリーで、身体的に優しい物へ作り変える手助けのできる“適切なライダー”だと語っていた。

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 先週、ロレンソは日本の朝霞台(本田技術研究所二輪R&Dセンター/HRC本社)を訪問し、マシンをより快適に感じられるようエンジニアと作業を行っていた。

 同じホンダ陣営でファクトリー仕様のマシンに乗るカル・クラッチロー(LCRホンダ)は、この訪日が利益をもたらすと予想するかを訊かれると、大きな影響は無いだろうという見方を示した。

「彼はマシンを乗りやすくするためにホンダへ行くと言っていたが、もし乗りやすくなったとしても、それは彼が要求したからではない……僕らは4年間それを要望してきたんだ」

「それが常に主要な不満だった。それで、彼が話しているからといって、突然みんなが『これで乗りやすくなったなら、ロレンソが要求したからだ』とか『彼が開発したからだ』なんてことを言う。だけど、僕らは何年もそれを要望しているんだ」

「問題はマルク(マルケス)がチャンピオンシップをリードしていることだ。このマシンは乗るのが身体的にもとても厳しい。だが彼は勝っている。他のライダーが彼と同じくらい速く走ろうとするのは難しいんだ」

「今のところは僕にはできないし、ホルヘにもできない。それからダニ(ペドロサ)もそうではなかったはずだ。これが現実だ」

「一方で、良かった面はホンダがこの要望を完全に理解していることだ。彼らは僕らが直面している困難を完全に理解しているが、強みもまた分かっている。強みはマルクがチャンピオンシップをリードしていることだ。いずれにしても、マルクは明らかに(マシンを)機能させているんだ」

「その面についてはあまり言うことはできない。だがマシンが良くなり始めたとしても、それはホルヘ・ロレンソがホンダへ数日行ったからではない。絶対にだ」

 チームマネージャーのアルベルト・プーチは、マルケスが勝っていることでロレンソ援助のためにバイクを大きく変えることは望んでいないと明確にしていた。そしてクラッチローは、ホンダがひとりのライダーのためだけに取り組んでいると責めることは公正ではないと強調した。

「彼らはマルクのためだけに働いているわけではないし、改善のために懸命に取り組んでいないなんてことでもない。なぜならマルクからも苦情は出ているからだ」

「僕とマルクはとても似たことを行っていたはずだ。だが彼はあるやり方でマシンに乗れてしまうんだ。どうやってバイクを曲げているかみれば分かるはずだ。バイクが曲がっているのではなく、マルクが曲げていることにね」

「ライバルと比較して彼のリーンアングル(バンク角)を見てほしい。例えば(ダニーロ)ペトルッチのイタリアGPでの走りだ。マルクは恐らく毎コーナー7か8度は多くバンクさせているはずだ」

「僕らは概して改善する必要があると思う」

Valentin Khorounzhiy

最終更新:6/16(日) 19:52
motorsport.com 日本版

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