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車内である親子を救った女性の対応をマンガに「戸惑いなく手を差し伸べる勇気がすごい」

6/16(日) 8:40配信

オリコン

 電車の中で突然赤ちゃんが泣き出したら、あなたならどうする?--なんとか泣きやませようと焦る赤ちゃんのママに、ある女性がとった行動がTwitterで話題になった。「我が母ながら凄いなと思った話」というコメントを添えてツイートした投稿者は、自身のアカウントで「#育児絵」を投稿していたまみさん(@amika_mama)。漫画の主人公となった女性は、まみさんのお母さんだ。事の顛末を聞いたまみさんが、マンガに描き起こしたのだという。まみさんが「人としても親としても尊敬出来る女性」というお母さんとの関係性や、Twitterに投稿したマンガの反響を聞いた。

【画像】泣き止まない赤ちゃんに女性がとった行動は?「我が母ながら凄いなと思った話」マンガ

■困った人に戸惑いなく手を差し伸べる「お母さんすごいね。救世主じゃん」

 まみさんのお母さんが電車に乗ると、1歳くらいの男の子の鳴き声が車内に響いていた。そこそこ人の多い車内で、焦る赤ちゃんのママ。まみさんのお母さんはその状況を放っておけず、自ら歩み寄って「眠いのかなぁ」「電車の中暑いかもねー」話しかけながら赤ちゃんの背中をトントン。すると、赤ちゃんは泣き止み、眠り始めた。「大変だろうけどがんばってね」というお母さんの言葉に、赤ちゃんのママは涙をぽろぽろ……。

 自身も育児中で、子どもたちとの思い出や感じたことをマンガやイラストでTwitterに投稿しているまみさん。このエピソードを投稿したところ、約5万リツイート(2019年6月14日現在)の反響があった。

ーーお母さんから今回の話を聞いたとき、まみさんはどう思いましたか?
【まみさん】凄いことをやったな、と。昔から困っている人を放っておけない人なので「母らしいな」とも感じました。泣き叫んでいた幼児を背中トントンで寝かせたというのはただの結果論で、母の凄いところは困っているであろう人に戸惑いなく手を差し伸べることができたことだと思っています。私含め、その勇気が持てない方が多いと思うので。

ーーツイートの反響で、印象に残っているコメントは? また、それを受けてどう感じましたか?
【まみさん】印象的だったのは、学生であろう若い方や男性からの反応が多かったこと、批判的な意見がほぼ無く、母の行動を賞賛する声と世の中の母親に対する敬意や共感の声が多かったことです。「(自分の)母親に感謝しなきゃ」と言ってくださる方も多く、そういう感じ方をしていただけたのは予想外でした。また、同じ境遇の方から共感をいただけただけでなく、このような場面に出くわした際、母親の立場からはどのように行動を起こしてもらうことが嬉しいのか、などの質問を送っていただき、子連れ親に対する関心を持ってもらえたことも嬉しかったです。

ーーまみさんにとって、お母さんはどのような存在ですか?
【まみさん】母は昔から私にとって親友のような存在です。母自身は実家が遠く、義両親の介護をしながらの子育てで孤独だったといいます。なので、私には元気なうちはできる限りのことをしてあげたいと常々言ってくれます。母の存在がなかったら育児で何度も行き詰まっていたと思うので、感謝しています。

■次女妊娠をマンガエピソードに「誰かにとって希望になるマンガになれば」

 まみさんの投稿する“育児絵”は、二人目のお子さんの妊娠について語られたエピソードも印象的だ。医師から「胎芽が育っていない」と流産の可能性を告げられたまみさんは、茫然自失の日々を送っていた。ふとした瞬間に涙があふれ、赤ちゃんは育っていないはずなのに日に日につわりは重くなっていく……。しかし、流産手術の前日に病院に行くと、「まみさん!!赤ちゃんいるよ!!」。奇跡的に赤ちゃんが見つかったのだ。それから1年が経ち、まみさんは「あの時諦めた命が腕の中にある事を実感するたびに、感謝と愛しさが止まりません」と振り返る。

ーー妊娠の継続が難しいと告げられた当時の状況を教えてください。
【まみさん】流産は高い可能性で起こる、というのは理解していましたが、何となく自分の身に降りかかるものではないと思っていました。どうして私なんだろう?という気持ちでいっぱいでした。マンガにもあるとおり、お盆期間を挟んでいて手術が先延ばしにされていた状況だったのですが、悪阻に耐える意味を考えるのが辛くて、今すぐにでも手術をして楽になりたいと思っていました。

ーー妊娠のエピソードをマンガに残しておこうと思った理由は?
【まみさん】(次女の)心拍が確認できるまでは、心身共に辛かったのと同時に、家族に支えられた期間でもありました。この時の気持ちを忘れないために、記録に残しておきたいと思いました。また、同じような状況の方に「こういう結果になる場合もある」と伝えたい気持ちも強かったです。私も当時、ネットで同じ状況の方の経験談を検索していました。誰かにとって希望となるマンガになればいいなと思っています。

ーーSNSで今後どのようなことを発信していきたいですか?
【まみさん】今までと変わらず、半分は自己満足、半分は皆さんに共感や参考にしていただけるような育児マンガを描いていきたいです。
(文:高橋七重)

最終更新:6/17(月) 11:02
オリコン

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