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声上げるウーバーイーツの配達員たち。「顔写真は必要?」女性配達員ならではの危険も

6/16(日) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

注文者に顔を知らせる必要があるのか

テレビや女性誌が特集を組むなど、注目が集まるウーバーイーツの「女性配達員」。12日の準備会にも2人の当事者が参加していた。

前出の女性は「運動不足の解消に」、もう1人の22歳女性も「ジムに行くのはお金がかかるので、運動がてら」に始めたそうだ。空き時間に手軽にできることもあり、主婦にも人気だという。

前出の女性も「当初の目的だった運動になったのはもちろん、届けたときのユーザーの笑顔や反応などが嬉しく、やりがいもある」と語る。

一方で、不安な声も聞こえてきた。

ウーバーイーツは注文して配達員が決まると、配達員本人の顔社員と名前(ニックネームも可)、さらには今どこを移動しているかが注文相手に表示される仕組みになっている。

現役の配達員が女性配達員たちに対し、注文者に顔を知られていることの危険性を注意喚起するネットブログもあり、川上弁護士は「配達先の人にいきなり『◯◯ちゃん』と呼ばれてこわかった、という趣旨のツイートを見たことがあります」という。

準備会に参加していた男性配達員もこの仕組みに疑問を覚え、改善するよう会社に訴えたが変わらなかったそうだ。

一方で、ツイッターには注文者とみられる投稿者とウーバーイーツのアカウントで、こんなやり取りもあった。

「初めてウーバーイーツでマック頼んじゃった。配達料金380円。早かった。すごい。でも配達員の顔写真は女性だったのに来たのはゴリゴリの男性だったよ」

「この度はUberEATSをご利用いただきまして有難うございます。差し支えなければ、当該配達パートナーの情報を以下リンクよりお知らせいただけますでしょうか。突然のご連絡となり誠に恐縮でございますが、ご協力のほど宜しくお願い致します」

ウーバーイーツの配達員は、顔写真や位置情報に加え、注文者からの評価も表示されるようになっている。注文者側の安全や利便性だけでなく、配達員側の安全やプライバシーにも、もっと目が向けられるべきではないだろうか。

(文・竹下郁子)

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最終更新:6/17(月) 0:45
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