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初代スープラはラグジュアリーGTカーだった!? 新型スープラが“ピュアスポーツカー”になるまで

6/16(日) 11:11配信

オートックワン

初代から新型スープラまでの系譜を辿ると面白い! 確かに新型スープラは“スープラ”だった

2019年5月17日、5代目となる新型スープラが発売された。初代スープラがアメリカで発売されたのは40年以上前の1978年であり歴史は長い。ちなみに日本では1,2代目の車名はセリカXXであり、1986年の3代目からスープラの名で発売している。スープラがスポーツカーとして、どのように純度を上げていったのか。そして初代から5代目までの系譜を辿っていくと『80スープラ(4代目)と5代目の新型スープラは別物だ!新型は“スープラ”じゃない』という認識も変わってくるかもしれない。

■新型スープラは確かに“スープラ“だった。 先代から受け継がれるスープラの遺伝子を写真で見る

初代 A40型/50型(1978年-1981年)日本名セリカXX

1978年に登場した初代スープラ(A40/50系)は、2代目セリカのフロントノーズを延長し直列6気筒エンジンを搭載して発売。一方、日本ではセリカXXとして発売されたが、アメリカでは成人向け映画などの過激度ランクをXの数で表現していたので、XXは今で言うところの「R18」という感じらしく、北米ではスープラという名に変更されたという経緯を持つ。

長らくスポーツカー市場を独占していた日産 フェアレディZの対抗馬として、米国トヨタの要望から誕生したと言われている。フェアレディZは北米市場でのニーズに適合させるために開発され、扱いやすいエンジン特性と大きい荷室を備えるなど、実用性がありながらも美しいスタイリングを持つことで人気を博していた。

そういった背景から、初代スープラも『スポーツカー』と言うよりも『ラグジュアリーGTカー』と言う立ち位置のモデルだった。そのコンセプト通り、標準のセリカをベースにしながらも、全長、全幅を拡大したボディを採用し、実用性を高め豪華な装備を加えた、セリカ上級モデルとして登場した。

トランスミッションは標準の5速MTの他に4速ATの選択も可能で、パワステ、チルトステアリング(ハンドル位置を上下に調整できる機構付きのハンドル)、ディスクブレーキ、アルミホイール、AM/FMステレオラジオを標準装備。さらにオプションとしてクルーズコントロール、オートエアコン、パワーウィンドウ、パワードアロックに加えて、本革仕様のインテリアが用意されており、当時の最新かつ最高の装備を備えたフラッグシップと呼ぶに相応しいクルマだった。

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最終更新:6/16(日) 11:11
オートックワン

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