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年金問題、不足の”2000万円”は遊ぶためのお金?騒動にZOZO田端信太郎氏「宿題を嫌がっているだけ」

6/16(日) 10:04配信

AbemaTIMES

 与野党が論戦を繰り広げている、金融庁の“老後2000万円不足“報告書問題。

 14日の衆議院財務金融委員会で立憲民主党会派の大串博志議員に「選挙がやばいと思って焦って火消しに走って、権限もあるかどうかもはっきりしないのに、受け取らないことにした」「隠蔽工作をやってる。そういうことじゃないか?」と追及された麻生財務大臣「全く違うと思う」「選挙向けのパフォーマンスとご指摘なさりたいようにお見受けしたが、私どもとしてはそんなつもりは全くない」と否定した。

 3日に報告書が発表された当初は「きちっと今までの年金制度があるわけだから」「(不足しているなら)自分なりにいろんなことを考えるということをやっていかないとダメだし」とコメント、自助努力が重要だとする報告書の内容に肯定的な発言をしていた麻生大臣。しかし報告書が批判を浴びると「貯蓄や退職金を活用してというということが、あたかも赤字なんじゃねえかという表現をしたというのは、あれは表現自体が不適切だったと思う」(7日)と釈明。さらに「これまでの政府の政策スタンスとも異なっているので、担当大臣としては、これは正式な報告書としては受け取らない」(11日)と明言した。

 この問題について、元経産官僚の宇佐美典也氏はツイッターで「『結局のところ一番の割りを食うのは、高齢者側じゃなくて、金利も遺産もなく莫大な政府負債だけが残されてそのリスクコントロール長期期間しなきゃいけない俺らの世代じゃね』ってことです」と指摘した。

 実際、報道などでは定年から95歳までの30年間で不足額の総額が単純計算で2000万円が不足するという点ばかりがクローズアップされているが、報告書を取りまとめた「市場ワーキング・グループ」の議事録をひもとくと、「団塊ジュニアから先の世代は月々の赤字は5.5万円ではなくて10万円ぐらいになってくるのではないか」との発言も見られる。つまり現在40代以下の人々の場合、単純計算で10万円×12カ月×30年=3600万円が不足するということになっているのだ。

 作家の乙武洋匡氏は「100年安心というネーミングにマスコミも国民もが安易に乗っかって、幻想でここまで来てしまったという問題もある。報告書に書かれていた内容は別に目新しいものではなく、もともとわかっていたこと。何を今更大騒ぎしているのか、というのが第一印象。政府の対応についても、野党にワーワー言われたからといって態度を変えたり、受け取りませんと言ってしまったのはなぜなのか。麻生さんも最初の姿勢で一貫していた方が、こんな大きな騒ぎになっていなかったのではないか」、紗倉まなは「負担が大きくなるということもわかっていたし、未来に支払っている感覚はもうなかった。年金だけで生活しようと思っている人はそんなにいないんじゃないかと思うが、2000万円という数字がドンと突きつけられた時に不安が大きくなるというのは分かる気がする」とコメント。

 また、ウツワ代表のハヤカワ五味氏は「私の同世代はちょうど社会人になりたてだが、奨学金の返済も含めると、手取りで月々15万円いかないくらいでやりくりしている人も多いと思う。どういう生活をする設定なのだろうかと思っていた」と感想を述べた。

 こうした疑問に対し、宇佐美氏は「完全に見出しが炎上した形だ。30年で2000万円、月に5.5万円が足りないという話だが、そもそもそこに間違いがあるというところから入りたい」とし、次のように説明した。

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最終更新:6/16(日) 10:04
AbemaTIMES

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