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電子タバコの副流煙は体に悪いの?

6/16(日) 12:40配信

ギズモード・ジャパン

従来のタバコより毒性が低い電子タバコ。でも、電子タバコの副流煙ってどれだけ体に影響があるのでしょうか。「電子タバコだし害が少ないから大丈夫」とプハープハーしている人、要注意です。

【画像】電子タバコの副流煙は体に悪いの?

化学物質は出ている

まず、電子タバコであろうと、誰かがタバコを吸っていれば、そこから発生した化学物質を吸うことになります。この化学物質は普通のタバコのように電子タバコから空気中に放出されることはないのですが、喫煙者によって吐き出されます。

しかし、多くの人が電子タバコの副流煙を問題視していません。CDCが2017年に発表した調査によると、1/3の人が確信をもてないと答えた一方、約40パーセントの人が受動喫煙はほとんど害にならないと考えていました。

というか、電子タバコの研究は主にユーザーの肺や気管支、免疫系への影響を調べたものであって、副流煙に関してはほとんど分かっていないのです。メリーランド州のジョンズ・ホプキンス大学医学部の内科医でタバコ治療クリニックの責任者であるPanagis Galiastatos氏によると、知識が無い=副流煙も安全ということではないと主張しています。

「もし喘息や肺気腫のような基礎的な肺疾患を持っている人が毒素や刺激物を含む空気を吸ったら、それが疾患を誘発することになるでしょう。」

Gariatsatos氏は、米ギズモードの質問に電話で応じてくれました。

「電子タバコに含まれる化学物質の多くが有毒であることはすでに分かっています。ホルムアルデヒドのように、肺の健康に影響するものもあれば、発がん性の可能性があるものもあります。それらが電子タバコの中に存在することがわかっているので、副流煙にも含まれる可能性が高いのです。」

電子タバコに関する主な疑問は、従来のタバコ製品よりも全体的に害が少ないかどうか、です。今のところ、副流煙であっても害は少ないことが証拠として上がっています。

米国科学アカデミーと医学アカデミーが2018年に発表した報告書によると、「電子タバコの副流煙に含まれるニコチンおよび微粒子は、可燃性タバコと比較しても低いという穏やかな証拠」があるそうです。

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最終更新:6/16(日) 12:40
ギズモード・ジャパン

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