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大牟田圧倒4連覇、女子は敬愛V8 全九州高校柔道

6/16(日) 7:32配信

西日本スポーツ

 柔道の全九州高校大会(西日本新聞社など後援)第1日は15日、佐賀県の基山町総合体育館アリーナで男女団体戦(点取り制)があり、5人制の男子は3月の全国高校選手権で準優勝した大牟田(福岡)が4年連続18度目の優勝を果たした。決勝で鹿児島情報に4‐1で完勝するなど、終始圧倒。団体抜き勝負で行われる金鷲旗(7月、福岡市・照葉積水ハウスアリーナ)での初優勝へ弾みをつけた。3人制の女子は敬愛(福岡)が決勝で佐賀商を3‐0で破って8年連続10度目の優勝を飾った。最終日の16日は男女各7階級の個人戦が行われる。

【写真】女子で8連覇した敬愛のメンバー

■次鋒・石本奮闘5戦で一本勝ち 大牟田

 男子の大牟田が力の差を見せつけた。全6試合とも先鋒から3連勝して勝負を決める完勝。中でも気を吐いたのが次鋒の石本慎太郎(2年)だ。決勝で相手次鋒を払い腰で仕留めるなど、6勝のうち5試合が一本勝ち。2本柱の先鋒・竹市大祐(3年)と中堅・森健心(同)の間で良い流れを加速させ、杉野健次郎監督は「次鋒はハードな相手ばかりだったが、成長を感じた」と絶賛した。

 石本は団体抜き勝負で行われた3月の全国高校選手権決勝で大将に抜てきされ、国士舘の斉藤立(3年)に一本負け。悔しさをかみしめつつ「大舞台で高校生を代表する選手と闘い、良い経験になった。全国で勝ち抜く選手になる」と誓い、組み手などを磨いてきた。金鷲旗でも森と竹市につなげる役割が求められる。石本は「一人でも多く抜き、先輩2人の負担を減らす」と金鷲旗初優勝へ大暴れを誓った。

■内部競争激しく完勝でも危機感 敬愛

 女子の敬愛は8連覇にも慢心はなかった。6試合のうち5試合が3‐0での完勝だったが、沖縄尚学との準決勝で中堅の松沢佑栞(2年)が自分より30キロ重い相手に払い巻き込みを決められて一本負け。「大きい相手に対する課題が出た。金鷲旗も全国総体も優勝が目標なのに、団体戦で負けたらいけない」と涙を浮かべた。

 優勝しても危機感を抱くほど、今年の敬愛はチーム内の競争が激しい。昨年の金鷲旗でも活躍した松沢や丸山みかの、野地川友里の2年生トリオに加え、有瀬心里(3年)が急成長。全国高校選手権でチームの3位に貢献した宮崎七海(同)や主将の辻野瑠流伽(同)が今大会の団体メンバーから外れた。金鷲旗に向けて松沢は「自分がエースになるぐらいの気持ちで練習する」と決意。仲間同士で高め合いながら頂点を目指す。

西日本スポーツ

最終更新:6/16(日) 7:32
西日本スポーツ

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