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ソフトB交流戦最多ペース20発 柳田不在でも12球団トップ

6/16(日) 7:33配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4―3DeNA(15日・ヤフオクドーム)

 グラ様がまた一発!! ジュリスベル・グラシアル内野手(33)が交流戦6発目となる15号ソロで勝利を決定づけた。決勝点も内川聖一内野手(36)の一発。一発攻勢とサブマリン高橋礼投手(23)の7回1失点の好投で勝ち、交流戦首位に返り咲いた。交流戦でのチーム本塁打数は12球団トップの20本となり、柳田悠岐外野手(30)が不在ながらも、交流戦史上最多ペースとなった。

【写真】おなじみのポーズを取るグラシアル

■グラ6発目

 頼もし過ぎる助っ人が、またそのバットで勝利をもたらした。1点リードの4回。先頭で打席に入ったグラシアルが、2ボールから井納の投じた外角高め直球を振り抜いた。勢いよく飛び出した打球は、タカ党の待つ右翼席に着弾。「甘い球をしっかりいいスイングで打つことができた」。交流戦6発目となる今季15号ソロで、貴重な追加点をたたき出した。

 現状、そのバットにチームの勝敗がかかっていると言って過言ではない。今季グラシアルがアーチを放った試合は、13勝2敗。本来なら打の中心である柳田不在の穴を埋めているが、交流戦でも同じだ。リーグ戦と違い初対戦の投手が多いが「特別なことはしない。普段通りの準備をするだけ」と、ここまでセとの対戦4カード全てでアーチを放ち6本塁打目。これで交流戦のチーム本塁打は12球団トップの20本となった。

 18試合制となった2015年以降、交流戦のチーム本塁打数は昨季までの4年間でも3度、12球団最多だったが、15、17年に最優秀選手賞(MVP)に輝いた柳田がけん引したことが大きかった。今季はその主砲が不在の中でも、ここまで昨季の30本を超える33発ペース。24試合制だった10年に巨人がマークした41本塁打(1試合平均1・70)を、上回るペース(同1・81)でセ相手にアーチを量産している。

 工藤監督も「ヒットの延長がホームランと言われるけど、みんなが集中してしっかりやっているんで、ヒットになるところがホームランになってるんじゃないかと思う」とグラシアルが引っ張る打線の頼もしさを喜ぶ。その中で「(敗戦した)昨日の雰囲気もあれで取れて、非常にいい雰囲気になった」とたたえたのも、ベテランの一発だった。

 16年9月以来3年ぶりにDHで出場した内川だ。同点の3回2死。井納が投じてきた2球目は内角の厳しいコースへのカーブだったが、腰を引いて自らの間合いに引き込むと、バットの芯でそれを捉えた。巧みな技が詰まったスイングで打ち出された打球は、左翼席中段に。「ホームランバッターになったんじゃないかなと勘違いするぐらいきれいな当たりだった。たまにはこういうこともいいかなと思います」。自虐的に喜んだ6号ソロは、決勝の一発となった。

 14日のカード初戦は落としたが、本塁打のパワーで星を五分に戻し、交流戦首位タイにも返り咲いた。「とにかく常に(カード)勝ち越しが目標。みんなで力を合わせて頑張ります」。工藤監督は、3戦目も打線の頼もしさに期待している。

西日本スポーツ

最終更新:6/16(日) 7:33
西日本スポーツ

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