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コパ・アメリカに挑む“同期”の安部裕葵へ…レオ・シルバ「今でも口酸っぱく言ってるけど…」

6/16(日) 22:30配信

SOCCER KING

 若き日本代表が、南米との“真剣勝負”に挑もうとしている。

 日本時間18日朝、コパ・アメリカに出場する日本代表はチリとのグループステージ初戦を迎える。同大会20年ぶりの出場となる日本は、平均年齢22.2歳と若手を中心にチームを構成した。

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 鹿島アントラーズに所属するMF安部裕葵も、若い代表チームを象徴する1人だ。今シーズンから鹿島の10番を背負う20歳は、U-20ワールドカップでの活躍も期待されたが、A代表に初選出されコパ・アメリカ開催地へのブラジルへと旅立った。

 今回は、日本代表のコパ・アメリカ初戦を間近に控え、安部の同僚、レオ・シルバに話を聞いてみた。ブラジルと日本で6年プレーし、Jリーガーの中で最も両国を知るレオ・シルバが語る“ブラジルのサッカー”とは? そして、2017年からともに鹿島でプレーする「同期」の安部に寄せる期待とは…。

取材協力=鹿島アントラーズ
インタビュー・文=加藤聡
写真=山口剛生、ゲッティイメージズ

日本は「初日の練習から楽しかった」

――コパ・アメリカがいよいよ開幕します。レオ・シルバ選手はどこに注目していますか?

「コパ・アメリカがブラジル開催ということで、ブラジル代表は非常に期待されます。南米の人が最も注目する大会だし、日本とカタールも参加するので、優秀な選手が出そろった面白い大会になると思います」

――やはり、ブラジル代表は気になりますか?

「そうですね。ホームなので。心配というよりはホームアドバンテージでサポーターの力もある。サポーターの力というのは非常に心強いです。サポーターのリアクションに対してブラジル代表がどのような力を示すかが重要になると思います」

――レオ・シルバ選手はブラジルで6年間プレーしました。当時感じた“ブラジルのサッカー”とは?

「まずは楽しさ。サッカーを“やる楽しさ”と“観る楽しさ”です。あとはピッチ内での即興性ですね。追い込まれたときにどのような発想力や創造性で打開していくのかという点ですね」

――南米のサッカーはとにかく球際が激しいイメージがあります。

「ブラジルも激しさはありますけど、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビアの方が激しいですね。南米の国と対戦するときはそういう心構えが必要になります」

――レオ・シルバ選手は2013年にJリーグでプレーを開始しました。きっかけは何だったのしょうか?

「前年にブラジル選手権で活躍してアルビレックス新潟からオファーをもらいました。その間に対戦相手や日本でプレー経験がある選手から、日本について良い情報を聞いていました。オファーをいただいたときから悩むことはなかったですね。海外経験も欲しかったので。僕の人生で一番正しかった選択だと思っています」

――来日当初に苦労したことはなかったのでしょうか?

「正直、『僕は日本人だったのではないか!?』と思うほどです(笑) 新潟の雪で真っ白な光景を見たとき、ブラジル人なら驚くと思いますが、僕は『めっちゃ良い!』という感情が湧きました。初日の練習から楽しかったですし。あとは、好き嫌いがないので、食べ物に関しても何の問題もなかったです。当然ながら、言語の問題はありました。ポジション的にも指示を出さなければならないので、短い日本語を早く覚えるように努力しました」

――ピッチ上で感じたブラジルとの違いは?

「試合のリズムが違いますね。日本の方がスピーディーでダイナミックです。ブラジルの場合、ボールを受けて考える時間が10秒あるとしたら、日本は3秒しかありません。ブラジルのテンポでボールを受けて考えてしまうと、すぐに失って下手くそに見えてしまう(笑)」

――ブラジルのサッカーは球際が激しいので、ボールを保持できないイメージがありました。

「ブラジルと日本でもう1つ大きな違いはフィジカルコンタクトですね。ブラジルの方が日本よりぶつかる回数が多いです。日本はまだ緩さが目立ちますね。ピッチ内でフィジカルコンタクトの違いがあるので、見ている人にとってはアグレッシブさを感じられるかもしれません。ただ、判断する時間、動作に移す時間というのはブラジルの方が余裕がありますね。ブラジルは『待って、闘う』というようなイメージです」

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最終更新:6/16(日) 22:30
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