ここから本文です

優勝→2位→優勝→2位 偉業を逃したケプカの際立つ強さ

6/17(月) 12:20配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 最終日(16日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇7075yd(パー71)

いや、だからケプカの彼女

114年ぶりの偉業に挑んだブルックス・ケプカは通算10アンダーとし、優勝したゲーリー・ウッドランドに3打差の2位でフィニッシュした。3位タイから開始5ホールで4バーディを奪うチャージを見せ「68」と健闘。1903-05年にウィリー・アンダーソン(スコットランド)が達成した、史上2人目の大会3連覇にはわずかに届かなかった。

「僕は良いショットを打ち続けたと思う。良いプレーが必ずしも結果につながるわけではない」。5月の「全米プロ」に続くメジャー連勝もかかっていたケプカは潔かった。「すばらしいプレーができた。これ以上はないよ。ゲーリーが4日間、すごかった。全米オープンに、メジャーに勝つためのことをした。脱帽だ」と勝者をひたすらにたたえた。

4日間を通じてグリーン上で苦しんだ。決めれば、ひとつ後ろの最終組を回るウッドランドへの重圧になり得た最終18番の3mのバーディパットは、カップ際でわずかにそれた。「読みは良かったと思う。カップの手前でわずかに右に行った。自分ではどうにもできないこともある」。今大会の平均パット「1.60」は全体52位。“惜しい”の積み重ねの結果だった。

「3連覇に近づけたことは本当にすごいことだと思う。メジャーで戦うことは特別なこと。3連覇のチャンスがあったなんて、最高にクールだ」。これまで2連覇を達成した選手が翌年大会で残した最高位は1952年のベン・ホーガンで3位。事実上、114年前の記録に最も近づいた選手といえる。「18番で終わったとき、僕はいかに(3連覇に)近づいていたかということを実感した。歴史は作れなかったけれど、挑戦できた」

快挙を逃したとはいえ、成績は驚異的だ。直近のメジャー4大会は昨年の「全米プロ」から優勝、2位、優勝、2位。次は7月の「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュ)に期待がかかる。

過熱する周囲を「僕は来週(トラベラーズ選手権)もプレーする。まだ先だよ」といさめる一方で、また優勝候補に推される理由がひとつある。「僕はアイルランドに行ったことがないけれど、キャディの地元なんだ。すごく楽しみ」。長年コンビを組んできたリチャード・エリオットはポートラッシュの出身で、全英会場を知り尽くしている。(カリフォルニア州ペブルビーチ/桂川洋一)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ