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【MotoGP】マルケス、チームメイトを擁護。「ロレンソはコントロールを失ってなどいない」

6/17(月) 10:28配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP第7戦カタルニアGPの2周目に悲劇は起こった。

 10番グリッドスタートだったホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)は好スタートを決めてジャンプアップ。一気に4番手に浮上した。そして次の周、彼はターン10でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)らのインを突こうとするが、そこでフロントのグリップを失い、あえなく転倒してしまうことになった。

【画像】4台がリタイアの多重クラッシュ。その瞬間

 転倒したロレンソは、ドヴィツィオーゾとビニャーレスへ向かって滑り、彼らもクラッシュに巻きこまれてしまった。更に、アウト側へ滑っていくロレンソのマシンがバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)と衝突。ロッシも残念ながらクラッシュしてしまい、リタイアに終わった。

 一方で、ターン10までにすでに集団をリードする位置に出ていたマルク・マルケスは、チームメイトのロレンソのクラッシュによる被害は受けなかった。

 彼はそのインシデントを避けられたことは“ラッキー”だったと認めた。そしてロレンソへの非難の言葉に対して、彼を擁護してみせた。

「もちろん、みんなが『ロレンソはコントロールを失っていた』と言うだろう。だが、彼はコントロールを失ってなどいなかった」とマルケスは主張する。

「僕はラッキーだった。ドヴィをオーバーテイクしていたからだ。ドヴィはレーシングラインから外れていて、ビニャーレスはそれよりももっと外れていた。そしてホルヘは正しいラインを進んでいた……残念ながらフロント(のグリップ)を失ってしまったけどね」

「あそこはとても難しいコーナーなんだ。2台か3台かのMotoGPバイクを前方に捉えてスリップストリームに入っていたら、(今回のようなインシデントは)起こりうる事だ。(2016年のカタルニアGPで)ホルヘに(アンドレア)イアンノーネが衝突したことや、オーストラリアで僕が直線の終わりで(ヨハン)ザルコと接触したようにね」

 LCRホンダのカル・クラッチローはマルケスの見方に同意しており、ロレンソが“狂ったように”ライディングしていたわけではないとしている。ただその一方で、責任は全てロレンソにあるとも語った。

「彼は週末を通じて、(クラッシュのあった)ライダーたちと同じようなペースは持っていなかった」とクラッチローは言う。

「これはレーシングインシデントだった。彼はクラッシュしたが、それは他のライダーを全員撃墜しようとしたということを意味していないんだ。僕はドヴィがミスをしたのを見た。ドヴィはマルケスに抜かれていて、通常のラインから外れていたんだ」

「それはロレンソのせいでも、誰のせいでもないことだ。しかしもちろん、ロレンソはそれを意図していたわけではないはずだ。それから僕が言わなきゃならないのは、彼はコントロールを失っていなかったということだ。彼は狂ったライディングはしていなかった」

Lewis Duncan

最終更新:6/17(月) 10:28
motorsport.com 日本版

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