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マクラーレン、ハイパーカー規則のWECに参戦するならF1に予算制限が導入される2021年以降? アロンソもドライバー候補のひとり

6/17(月) 16:46配信

motorsport.com 日本版

 今年のル・マン24時間レースに先立ち、WEC(世界耐久選手権)の2020-2021シーズンから導入される予定のハイパーカー規定の詳細が発表された。この規定の導入により、WECの最高峰クラスは、レース専用に開発されたプロトタイプマシンと、市販のハイパーカーをベースにしたマシンの両タイプがエントリーできることになる。

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 この新規定が導入される2020-2021シーズンには、すでにアストンマーチンとトヨタが参戦を表明。マクラーレンもこのクラスに参戦することを検討しているという。

 マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、ル・マンの現場でメディアの取材に対して次のように答えた。

「それが確定され、発表されたことは、良いことだと思う」

 ブラウンCEOはそう語った。

「そのレギュレーションの方向性には、全体的に満足している。それをやるつもりならば、我々は皆、前進させるために協力するだろう」

 ブラウン曰く、新規則が導入される最初のシーズンから、WECの最高峰クラスに参戦することはないという。しかし2021-2022シーズン以降なら、参戦する可能性があると含みを持たせている。

 2021年シーズンから、F1では年間の予算上限額が設定されることになっている。これにより、マクラーレンがハイパーカーのプログラムを推進するのを手助けすることになるだろうと、ブラウンCEOは考えているのだ。

「どのようにして、そしていつそれをするのか、そのことは全ての分析の一部分だ」

 そうブラウンCEOは説明する。

「(F1の)予算制限は2021年に実施される。そして我々の(WEC参戦の)準備が整うのは、最も早くても2021年だろう」

「組織全体を再構築しようとしているのなら、それが最適なタイミングだ」

 ブラウン曰く、WECに参戦する場合、そのマシンは市販車をベースにしたモデルになる可能性の方が高いだろうと語る。そのことにより、WECに参戦しながら、インディカーにも参戦することができるだろうと考えている。

「レースに関する決断は、すべて単独で行われる。F1チームとは関係なく、それぞれ特製のチームが組織されるだろう。そのことが、マクラーレンのF1活動を混乱させることはない」

「F1は、経済的にも意味があるモノでなければならないが、現時点ではそうではない。でも予算制限が導入されることによって、経済的にも現実的なモノになっていくだろう」

「技術面だけではなく人員の面でも、全てが独立して動いていくことになるだろう」

 なおマクラーレンのスポーティング・ディレクターであるジル・ド・フェランは、次のように付け加えた。

「2021年には、明らかに大きなレギュレーション変更が行われる。その段階に入るに当たって、様々な計画を立てていた。WECやインディカーなど、全てのことを考慮に入れている」

「F1では、レギュレーションに関して全く新しい世界がある。そのため、別の形で人員を配分するチャンスがあるかもしれない」

アロンソも将来のドライバー候補

 ド・フェラン曰く、マクラーレンが将来WECに参戦した時のドライバー候補の中に、フェルナンド・アロンソの名前も挙がってくることになるだろうと語った。

「フェルナンドは、マクラーレン・ファミリーの一員だ」

 ド・フェランはそう語った。

「フェルナンドがドライブするなら、どのチームでも喜ぶだろうと思う。我々としてもその例外ではない」

「我々はまだ、そういうことを最終決定していない。可能な限り最高のドライバーラインアップを揃えることを目指すことになる。もし我々のF1ドライバーのうちの何人かがその中に含まれていたら、それは素晴らしいことだろう」

Filip Cleeren

最終更新:6/17(月) 16:46
motorsport.com 日本版

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