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27Hの長丁場制し今季2勝目 鈴木愛は膝と足首への過負荷が心配

6/17(月) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【宮里藍サントリーレディス】最終日

 鈴木愛(25)の“異変”は最終18番パー4の2打目が象徴的だった。フェアウエーからピンまで残り127ヤードの距離を、9番アイアンでグリーン右ラフに外してボギー。

 同組のイ・ミニョン(27)や松田鈴英(21)が、鈴木とほぼ同じ距離からピンそばにつけて2人とも楽々とバーディーを奪っているだけに大きなミスだった。

 先にホールアウトした比嘉真美子(25)に2打差をつけて18番を迎えており、ボギーでも勝てたが、難易度14番目(3.9365)のホールでボギーとは本人も納得いかなかったはずだ。

「18番の2打目は、やや左足下がりのライとはいえ、ショートアイアンを手にして鈴木がグリーンを外すのは珍しい」(ツアー記者)と、スイングリズムは明らかにおかしかった。

 最終日は前日にサスペンデッドになった9番ホールから6時58分にスタートして、27ホール以上の長丁場だけに体力の消耗は激しい。

 鈴木は前日、「(左足首は)ヤマハからずっと痛いのが続いている」と不安を口にしていた。この日は終盤に「キャディーさんにずっと足が痛いと言っていた」と、かなりのダメージを受けていたことをホールアウト後の会見で明かしている。

「鈴木は左つま先が前を向いたままインパクトを迎えます。だが、体が柔軟な20代前半までは、左足首や左膝でパワーを受け止められても、競技生活を長く続けていると、疲労が蓄積され、逆にウイークポイントにもなる。しかも鈴木は太りやすい体質。左膝や左足首に相当な負担がかかり、それが痛みを引き起こす可能性もある」(前出の記者)

 鈴木は左足首、左膝ばかりでなく、右手首にも古傷を抱える。ショットは安定感があり、パットは女子ツアーでもトップクラスで技術は申し分ない。唯一問題があるとしたら、大きな負荷をかける“目方”かもしれない。

最終更新:6/17(月) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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