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元野良猫だった17歳のシニア猫、若い雄猫と暮らしはじめて食欲が復活

6/17(月) 13:31配信

デイリースポーツ

 神奈川県に住む志村さん夫妻は、結婚前から奥さんが2匹の保護猫を飼っていたこともあり、猫が大好き。縁あって野良猫の茶々丸くんを飼い始め、14年後、オークション会場でレーンに乗れなかったバーミーズというブランド猫を迎えた。

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 茶々丸くんは、もともとは野良猫だった。東京都の、ある病院の敷地内に野良猫が集まるところがあって、茶々丸くんはそこにいたのだ。2004年の春、保護主さんは、当時2歳くらいだった茶々丸くんが人懐っこく、近づいても逃げようとしなかったので、抱っこして保護した。

 ところが、保護主さんが飼っていた先住猫と茶々丸くんの相性が悪く、喧嘩をするので、一緒に飼うことができなくなってしまった。困った保護主さんは、知り合いに相談して茶々丸くんを預かってもらったのだが、人の縁がつながって志村さん夫妻に茶々丸くんを飼ってくれないかと相談があった。

 志村さんは、その時、結婚前から奥さんが飼っていた2匹の猫と暮らしていた。1匹はチンチラ猫だったが、奥さんがペットショップでアルバイトをしていた時に、お客さんが買った猫だった。ところが1年後、そのお客さんが「やっぱりいらない」と猫を持ってきたため、やむにやまれず奥さんが引き取ったのだ。

 2匹の先住猫と茶々丸くんがうまくいくかどうか、最初は心配だったというが、茶々丸くんは、先住猫に喧嘩を売ることもなく、すぐになれた。最初からごはんももりもり食べて、どちらかというと図太ささえ感じたという。

 志村さんは、2匹の先住猫を亡くして、茶々丸くんだけを飼っていたが、もう1匹猫を飼いたいと思い、譲渡サイトを見ていた。ご主人は、2018年10月、調布にある保護犬猫情報発信センターラフスペース(以下、ラフスペース)が運営する保護猫カフェのサイトでジルくんをみつけた。ラフスペースでは、実験動物として使われていた犬猫や何らかの理由により市場のレーンから外された犬猫、繁殖場からの保護などを手がけているが、ジルくんは、詳しい理由は分からないが、ブリーダーが「売り物にならないから」と放棄した猫だった。

 当時、志村さんは黒猫を飼ってみたいと思っていた。

 「黒猫は不吉だと言う人がいますが、そんなことはまったく感じなかったんです。黒猫、もしくは黒猫のような猫を探していたら、ジルがラフスペースさんのサイトに出ていたんです。黒がベースだけど、グラデーションが入っていて、美しい猫だと思いました」

 2018年10月、志村さん夫妻は、ジルくんに会うためにラフスペースの猫カフェに行ってみた。1歳半のジルくんは、初対面だったが膝に乗ってきたり、猫じゃらしで遊んだり、とても人懐っこい子だった。2時間くらい猫カフェにいて、他にも可愛い猫はいっぱいいたが、ジルくんが印象的で、目移りすることはなかったそうだ。

 「その時、ラフスペースの人に、私がジルを引き取ったら1匹分のスペースが空くので、もう1匹猫を保護することができると言われて感動しました」

 後日、ジルくんは、一週間のトライアルを経て志村家の家族になった。茶々丸くんとジルくんは、15歳もの年齢差があったので相性が心配されたが、茶々丸くんは怒ることもなく、ジルくんを迎えてくれた。2匹で遊ぶことはないが、ほどよい距離感を保って、うまくやっているという。

 ジルくんはツンデレで、人についてまわることもあるが、呼んでも来ないこともある。

 「ジルが食欲旺盛なので、それにつられるようにして茶々丸もよく食べるようになって、嬉しく思っています」

(まいどなニュース特約・渡辺陽)

最終更新:6/17(月) 13:44
デイリースポーツ

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