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令和初「芥川賞・直木賞」候補作発表 芥川賞は古市憲寿が連続選出、直木賞6作はすべて女性作家

6/17(月) 5:00配信

オリコン

 日本文学振興会は17日、令和初となる「第161回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の候補11作を発表した。前回に続き、社会学者の古市憲寿氏(34)が『百の夜は跳ねて』で芥川賞に連続ノミネートされ、直木賞の候補6作はすべて女性作家の作品が選ばれた。選考会は7月17日に東京・築地「新喜楽」で行われる。

【写真】今村夏子ら11名がノミネートされた芥川・直木賞候補者

 そのほかの芥川賞の候補は、3度目のノミネートとなった今村夏子氏(選考会当日39・以下同)の『むらさきのスカートの女』、古川真人氏(30)の『ラッコの家』、2度目のノミネートの高山羽根子氏(44)の『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』、初ノミネートの李琴峰氏(29)の『五つ数えれば三日月が』の全5作品。3人の女性作家の作品が選ばれた。

 直木賞の候補は、人気女性作家6人が名を連ねた。5度目のノミネートとなった柚木麻子氏(37)の『マジカルグランマ』、4度目のノミネートの原田マハ氏(57)の『美しき愚かものたちのタブロー』、3度目のノミネートの澤田瞳子氏(41)の『落花』、2度目のノミネートの大島真寿美氏(56)の『渦 妹背山女庭訓 魂結び(うず いもせやまおんなていきん たまむすび)』、窪美澄氏(53)の『トリニティ』、初ノミネートの朝倉かすみ氏(58)の『平場の月』が候補に選ばれた。

 両賞は1935(昭和10)年に制定。芥川賞は新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌(同)・単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品の中から優れた作品に贈られる。前者は主に無名・新進作家、後者は無名・新進・中堅作家が対象となる。贈呈式は8月下旬に都内で行われ、受賞者には正賞として時計、副賞として賞金100万円が与えられる。

 前期・第160回の芥川賞は上田岳弘氏の『ニムロッド』と町屋良平氏の『1R1分34秒』の2作品、直木賞は真藤順丈氏の『宝島』が選出された。

■第161回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
今村夏子『むらさきのスカートの女』(小説トリッパー春号)
高山羽根子『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』(すばる五月号)
古市憲寿『百の夜は跳ねて』(新潮六月号)
古川真人『ラッコの家』(文學界一月号)
李琴峰『五つ数えれば三日月が』(文學界六月号)

■第161回直木三十五賞 候補作(出版社)
朝倉かすみ『平場の月』(光文社)
大島真寿美『渦 妹背山女庭訓 魂結び』(文藝春秋)
窪美澄『トリニティ』(新潮社)
澤田瞳子『落花』(中央公論社)
原田マハ『美しき愚かものたちのタブロー』(文藝春秋)
柚木麻子『マジカルグランマ』(朝日新聞出版)

■選考委員
【芥川賞】小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、高樹のぶ子、堀江敏幸、宮本輝、山田詠美、吉田修一
【直木賞】浅田次郎、伊集院静、北方謙三、桐野夏生、高村薫、林真理子、東野圭吾、宮城谷昌光、宮部みゆき
※五十音順・敬称略

最終更新:6/18(火) 11:25
オリコン

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