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【岩手県知事選】達増氏 4選出馬表明 野党に推薦要請

6/17(月) 9:23配信

岩手日日新聞社

 達増拓也知事(55)は16日、盛岡市内で記者会見し、任期満了に伴う知事選(8月22日告示、9月8日投開票)へ4選を目指して無所属で出馬することを正式に表明した。知事選への立候補表明は達増氏が初めて。前回とは違い立憲民主、国民民主、共産、社民の4党に推薦を要請するほか、さらに国民民主党に選対本部の設置を求める方針を明らかにした。

 会見で達増氏は「選挙戦での政策はいわて県民計画の実行を訴えて、県民と共に岩手の未来を切り開いていきたい」と決意を示した。表明のタイミングが告示2カ月余り前となったことについては「政治的な活動が増えるので、普段の知事の仕事を優先し、政治的な選挙の時間が長くなるよりは短い方がいいと考えた」と述べた。

 前回知事選でとったスタンス「県民党」から今回野党4党へ推薦を求めることに関しては「複数政党の連携が県民党と呼べるということは一貫して変わらない」と強調。その上で「旧民主党が復活した形になり、4党結集という言葉に象徴される連携がある。広く県民に浸透を図るため、各政党に協力してもらうことで県民党的な広がりが期待できる」と説明した。

 多選への批判については「やればやるほど知事の仕事をより良くできると経験上分かった。多選の弊害がないように努めたい」と語った。

 参院選岩手選挙区(改選数1)に野党統一候補として立候補を予定している横澤高徳氏(47)への対応については「知事選の準備をしながらその場その場で判断したい」と述べるにとどめた。

 達増県政に批判的な立場の自民党県連は、知事選に向け対立候補の擁立を模索。現状では進展がなく難航しているが「諦めずに擁立を目指す」との姿勢を示している。今後は自民を含めた対抗勢力が対立候補を擁立できるかが焦点となる。

 達増氏は、1996年から衆院議員4期を務め、2007年の知事選で初当選。前回は、自ら2期8年としていた任期を翻し出馬。県民党を前面に掲げて野党の支援を得たほか、対抗馬の平野達男氏(現参院議員)の立候補辞退を受け、無投票で3選を果たした。

最終更新:6/17(月) 9:23
岩手日日新聞社

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