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リサイクルの先を行く!?新発想のエコ「アップサイクル」 廃棄物が商品に!

6/17(月) 13:16配信

MBSニュース

ごみ削減のキーワードとしていま、リサイクル(資源として再利用)という言葉から生まれた新発想の考え方「アップサイクル」が広がりをみせています。どんなものがアップサイクルで、どんなものが作られているのでしょうか。

「新たな価値を持たせる」

5月下旬~6月上旬に大阪のあべのハルカスで行われたイベント「UP!CYCLE WEEK(アップサイクルウィーク)」。約80店が集結し、シートベルトから生まれ変わった蝶ネクタイや、ウエットスーツの生地のはぎれで作られた小物入れなどが並びました。このように、元の製品に新たな価値を持たせるリサイクルのことを「アップサイクル」と呼び、いま注目を集めています。

出店した店舗の1つ「Rename」は、有名ブランドで売れ残った服を買い取り、ひとつひとつタグを付け替えて販売するお店です。メーカー側はブランド価値を落とすことなく廃棄物を減らし、一方の消費者側は元の値段から最大7割引きでブランド名にとらわれない買い物ができると、みんなにうれしいアップサイクルなんです。

「アパレル業界はトレンドがすごく早く、在庫が残りやすいという特性があるんですね。売れ残ったからといってブランドさんが大幅な値下げをしてしまうとブランド価値そのものを傷つけてしまうという恐れがあるので、廃棄せざるを得なかったということがあります。いろんなブランドが集まる店舗であれば、気軽に手に取っていただけると思う」(FINE代表 加藤ゆかりさん)

一方、懐かしい小さな机やイス、そして楽器をパソコン台やスタンドライトに生まれ変わらせているのは「tumugu」というお店です。お客さんの反応は…

「愛着が出ていいと思います」(女性)
「(イスは)昔座っていた懐かしさがある。もともと使っていたものをいかしているので、特にキズとかはそれもありきでかわいい」(男性)

少子化ならではの廃棄物が変身

この商品を作っている工房は大阪の住之江区にあり、松本麻衣子アナウンサーが訪ねました。出迎えてくれたのは土井さんご夫妻(夫・利夫さん、妻・裕美さん)です。玄関で早速気になるものが…

Q.奥さんが作ったものですか?
「学校の水道の蛇口のハンガーフックです。学校備品をアップサイクルということで」(土井裕美さん)

作業スペースは自宅の2階で、部屋の中には買い取った机やイスが積まれていました。

Q.どうしてこういう活動を?
「主人が家庭塾をやっていて、そのイスのパイプをちょっと黒くしたら…あ!オシャレ!?って。そこから始まった」

土井さん夫妻は40年間、自宅で塾を経営していましたが、今年3月に引退。塾で使っていた備品にひと工夫して、家で使える家具に生まれ変わらせることを思いつきました。

Q.作品のアイデアは?
(裕美さん)「リビングで使えたらいいなって」
(利夫さん)「奥さんが全部考えてる」
(裕美さん)「でも(材料を)切るのは主人なんです、上手に切るんですよ」
(利夫さん)「上手になったね」
Q.最初はブーブー言ってたんですか?
(利夫さん)「ホンマに僕こんなもん絶対無理や思ったからね。こんなん欲しがる人絶対いてない思ったから」

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最終更新:6/17(月) 13:16
MBSニュース

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