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フードバンクと連携「ハローズモデル」が農業白書に

6/17(月) 12:20配信

日本食糧新聞

中国・四国地方で食品スーパーマーケットを店舗展開する、ハローズが通常の販売ができない商品をフードバンクへ提供する取組みで、店舗近隣のフードバンクや支援団体が直接店舗に商品を引き取りに来る同社独自の仕組み「ハローズモデル」が、平成30年度農業白書に掲載された。農業白書は、農林水産省の活動内容を国会に提出し承認されたもので、同社の取組みが国に認められた形となった。

ハローズでは、福祉団体やボランティア団体に食品を提供する活動である「フードバンク」と連携し、店舗で出た廃棄せざるを得ない食品を提供する活動を2015年からスタートさせている。

取組みを始めた当初は、全店舗から商品を自社の物流センターへ集めて、フードバンクへ提供していたが、提供量の増加に伴い、商品を引き取りに来るフードバンクの負担も大きくなっていた。

そこで同社では、店舗近隣のフードバンクや支援団体が直接店舗に引き取りに来る独自のシステム「ハローズモデル」を構築し、運用を開始。商品受け渡しの際の負担軽減はもちろん、賞味期限・消費期限が近い商品やそれまで提供が難しかった生鮮品の提供も実現している。

また、この取組みは、「平成30年度・第6回食品産業もったいない大賞」で最優秀賞に次ぐ農林水産省食料産業局長賞を受賞している。

同社では、この「ハローズモデル」を活用すれば、フードバンク関連の提供先や引き取り施設の経費削減につながるものとして広くアピールしている。また周辺のスーパーや全国のスーパーとの連携も目指しており、連携の拡大に伴う事業の質の向上や量の拡大も目指していく方針だ。

同社では「今後もこの『ハローズモデル』での社会貢献の輪を広げるとともに、地域社会の生活文化向上に向けて、関係者と連携し、社会貢献への取組みを継続していく」としている。

日本食糧新聞社

最終更新:6/17(月) 12:20
日本食糧新聞

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