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DOWA、メキシコの亜鉛・鉛鉱山開発案件で権益比率が48・5%に拡大

6/17(月) 6:02配信

鉄鋼新聞

 DOWAホールディングスは14日、子会社のDOWAメタルマインと米国サンシャイン・シルバー・マイニング&リファイニング(SSMRC)が共同出資するロス・ガトス銀・亜鉛・鉛鉱山開発プロジェクト(メキシコ)において、DOWAとSSMRCの両社間で権益比率を変更することに合意したと発表した。SSMRCから必要資金の調達に時間を要する申し入れがあったことを受けたもので、DOWAの権益比率が従来の30%から48・5%に、SSMRCの権益比率は70%から51・5%になる。
 同プロジェクトの開発操業会社であるミネラ・プラタ・レアル(MPR)の必要資金は、DOWAからの融資およびDOWAとSSMRCからの出資によって対応し、SSMRCの出資の一部についてはSSMRCからの資本金払込が完了するまでの間、DOWAがMPRに融資を実施していた。今回の権益比率変更は、SSMRCから資金調達に時間を要するとの申し入れがあったためで、DOWAがすでに実施したMPRへの融資の一部を資本金に振り替えるものであるため、DOWAの追加資金拠出はない。また、SSMRCは権益比率変更後から2021年6月の期間でDOWAに応分のプレミアムを支払うことなどを条件に18・5%の権益比率を買い戻す権利を有する。
 同鉱山は、メキシコのチワワ州チワワ市の南南西約120キロに位置し、坑内掘りで亜鉛精鉱を年間約5万トン、鉛精鉱を同約3万トン生産するプロジェクト。17年に開発工事を開始しており、当初計画通りの19年7月から操業を開始する予定。DOWAは同鉱山で生産される亜鉛精鉱を全量引き取る権利を保有しており、同精鉱はDOWAグループの秋田製錬に供給する。これにより、同社の自山鉱比率は足元の約20%から約40%まで倍増し、亜鉛鉱石の安定調達に大きく貢献する。また、今回の権益比率の変更により、同鉱山からの配当金収入も増えることになる。

最終更新:6/17(月) 6:02
鉄鋼新聞

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