ここから本文です

赤ちゃんが一人で寝つける?!「セルフねんね」に必要な3つのポイント

6/17(月) 11:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

赤ちゃんの寝かしつけと睡眠は、本人のみならず、お母さんの生活をも左右する重要なものです。しかし、悩みを抱えている場合には、「いつかは寝てくれる」「うちも同じだから」と、根本的に解決しないことがほとんど。
そこで、ご自身も長男の寝かしつけで苦労されたことから、赤ちゃんの睡眠コンサルタントの資格を取り、乳幼児の睡眠で悩みをもつ母親の相談にあたっている愛波文さんに赤ちゃんの睡眠の基本を教えてもらいました。

3つの要素からなる「睡眠の土台」

乳幼児の睡眠で多い悩みは、夜泣き、長時間の寝かしつけ・添い寝でしか寝てくれない、早朝起き、昼寝をしないなどが代表的なものかと思います。
これらの悩みは、「睡眠の土台」を整えるだけで解決する場合もあります。また、一人で寝つける「セルフねんね」ができるようになるねんねトレーニングをしているにもかかわらず、一人で寝てくれない場合は、「睡眠の土台」が整っていないからかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

「睡眠の土台」となるのは、
(1)寝室など睡眠にかかわる環境(睡眠環境)
(2)生活リズム(ねんねルーティン)
(3)子どもとのコミュニケーションやママなど保育者の心の安定(幸福度)
の3つです。

(1)寝室など睡眠にかかわる環境(睡眠環境)

子どもが気持ちよく寝つくことができ、朝までぐっすり眠れる環境こそが適切といえます。具体的には、光、音、部屋の温度と湿度、寝るときの服装、安全性です。
一つずつ、ポイントを紹介していきましょう。

・光
朝起きたら、日光を15分程浴びましょう。これを繰り返すことで、子どもは日光を浴びる=起きる時間だと認識できるようになります。また、人間の睡眠は、寝る直前だけではなく朝の時間の過ごし方も関係しています。夜間に分泌される睡眠ホルモンのメラトニンは、朝、日光を15分程浴びてセロトニンという気分の安定にかかわる物質を分泌することで、メラトニンも合成されるようになります。
寝る時の照明は、遮光カーテンを閉めて、真っ暗な状態で眠らせるのが理想です。子どもの睡眠にとって天井常夜灯は明るすぎるので、おむつ替えや子どもが真っ暗を怖がる場合は、
コンセントに差し込んで使う照明で、足元だけをうっすら照らす「おやすみライト」を一晩中つけておくのがおすすめです。

・音
睡眠を取る部屋の音は、必ずしもしーんとした静寂である必要はありません。赤ちゃんにとってはむしろ、テレビやラジオの砂嵐の音や、波や小川のせせらぎのゆらぎのある音が「ぐっすりノイズ」となって、安眠を助けます。これは、母親のお腹の中にいるときに聞いていたお母さんの心音や血流の音に似ているからであり、月齢の低い赤ちゃんの場合は、とくに効果的です。このような音を流すCDや音源なども販売されていますが、簡単にできる方法として換気扇の音でも代用可能です。キッチンやトイレ、お風呂などの換気扇を回して利用してください。また、この音は寝かしつけから朝起きるまで流し続けることが重要です。

・部屋の温度
赤ちゃんの睡眠の最適温度の目安は、20~22度です。大人からすると「寒いのでは?」と思うかもしれませんが、これは、乳幼児突然死症候群のリスクを避ける意味でも重要です。過度に厚着をさせたり、部屋を温めすぎないことを推奨しています。

1/2ページ

最終更新:6/17(月) 11:20
ベネッセ 教育情報サイト

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ