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関西の鉄スクラップ輸出入札、5000トンを2万8050円で落札。地場電炉買値下回る水準

6/17(月) 6:02配信

鉄鋼新聞

 関西鉄源連合会(会長・黒川友二扶和メタル会長)は14日、19年7月積みの鉄スクラップ共同輸出入札を行い、5千トン(H2中心)の輸出を決めた。トン当たり2万8050円で、丸紅テツゲンが落札した。積み期は7月1日~31日まで。

 関西での共同輸出テンダーは同連合会が実施した今年1月以来で約5カ月ぶりとなる。前回は2万8710円だった。直近の共同輸出テンダーは今月11日に開催した関東鉄源協同組合によるもので、落札値はトン当たり平均2万8967円。これに対しては約1千円の下落となった。直近で韓国メーカーからのオファーが1千円値下がりしており、「足元の輸出相場をちょうど反映した」(ヤード業者)格好となる。
 地場電炉メーカー購入値はH2=2万9千~3万円で、足元の輸出相場はこれを下回る価格帯で推移している。今後も「輸出値は下落基調が続く」(商社)とみられ、国内需給についても「供給過剰に傾き始めており、メーカーへの販売枠を確保するのが優先課題になりつつある」(同)状態で、当面は弱含みの相場が続きそうな情勢。今後の展望についても「今のところ、潮目が見えない。秋までは厳しい状況が続くのではないか」(同)という。

最終更新:6/17(月) 6:02
鉄鋼新聞

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