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「野菜は、皮ごと食べちゃうの。美味しいわよ!」 平野レミさんに聞く、環境に優しい料理

6/17(月) 14:17配信

ハフポスト日本版

■父の言葉 「意地悪だけはしたらいけない」

ーーSDGsは「誰一人取り残さない社会」を掲げています。レミさんが「こんな社会になったらいいな」と考えていることはありますか。

いま、日本の中でも格差がすごいじゃない。みんなが平等になればと思うんだけどね、なんとかできないのかしらね。それから、差別なんかも絶対だめだめ。

ーーお父様でフランス文学者の平野威馬雄(いまお)さんは、日本人の母と米国人の父の間に生まれ、戦前・戦中に差別された経験から、日本で暮らす多様な背景を持つ子どもたちへの差別を無くす活動に取り組まれたんですよね。

父の活動を見てきているからね。父の影響はもちろんありますね。父からは「意地悪だけはしたらいけない」と言われてました。自由で、優しい人でした。

それから、うちの父はいっぱい友達がいて、話題が豊富でしたね。社会、政治、音楽、詩や俳句の話…1日があっという間に経っちゃう。お金は二の次で「心」を大事にしていましたね。

■「男性も家事・育児をするのが絶対大事よ」

ーー家庭の中で、料理などの家事負担が女性にかたよっている傾向はまだあります。SDGsは「ジェンダー平等」も掲げています。

女性は子どもを産んで育てるじゃない。その最中は、どうしても社会や仕事と距離ができちゃうのよね。その間に、男性がどんどん先に進んで行く。そういうことと、政治家に男性が多いことも関係があるんじゃないかしら。

だからね、男性も女性と平等に家事・育児をするのが絶対大事よ。そこも平等になるといいわよね。

小さい時から、男の子にも料理を教えるのは大切な事。だいぶ変わってきてはいるけど、「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」という考えから変えていかないといけないわよね。

■「楽しい人生をみんな送りましょうよ!」

ーー今日のインタビューで、レミさんのパワーをいただいて元気が出ました。若い世代にメッセージをもらえませんか。

自分の好きなことを見つけて、一生懸命生き生きとやることよね。好きなことに向かって邁進していると、元気になる。それからね、自立することも大切。

そうやって生きていれば、周りを妬んだり、悪口を言ったりする暇もないし。楽しい人生をみんな送りましょうよ!

平野レミ 
料理愛好家。元シャンソン歌手。“シェフ料理”ではなく“シュフ料理”をモットーに、テレビ、雑誌でアイデア料理を発信している。講演会やエッセイを通じて、「明るく元気なライフスタイル」を提案している。特産物を使った料理で全国の町おこしにも参加。著書は50冊以上。

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最終更新:6/17(月) 14:17
ハフポスト日本版

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