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高畑百合子アナが流産をブログで告白「こんなにも、悲しい、と思うまでに、 お腹の命への愛情が湧いていました」

6/17(月) 17:06配信

ハフポスト日本版

平昌冬季パラリンピックのパラアイスホッケー男子日本代表の堀江航選手と2019年2月に結婚したTBSアナウンサーの高畑百合子さんが6月17日、公式ブログで流産を告白。つらい心境を語った。

「悲しい出来事」と題したブログに、「悲しい出来事がありました。こんな気持ちになるんだな、と思いました。こんなに自分の中で愛情が育っていたことにも気付かされました」と書き出し、4月に妊娠に気が付いてからの軌跡をつづった。

高畑さんは4月の終わりに妊娠に気が付き、5月の初めに妊娠したことが確定した。その後、5月中旬には心拍を確認し、徐々にお腹の赤ちゃんに愛情が膨らんでいった。

だが、長期休みに入る初日の6月4日、検診で胎児の心拍が確認できなくなったという。

高畑さんは「そんなはずはない、と強く思いましたが、何度見せてもらっても、何度診てもらっても、やっぱり、動いていませんでした」と当時の動揺を吐露。その後、手術をした。

お腹の赤ちゃんは10週だったという。妊娠に気が付いてから、約1カ月の出来事に高畑さんは次のように思いをつづった。

「妊娠10週。気付いてからは、たった1ヶ月とちょっと。それが、「たった」ではなかったと思い知りました」

「夫と、日めくりをめくるように、一日一日、赤ちゃんの成長に思いを馳せて過ごした1ヶ月ちょっとは、それまでの私をあまりにも変える日々だった、と、今、特に強く感じています」

「こんなにも、悲しい、と思うまでに、お腹の命への愛情が湧いていました」

体調の変化から、職場の上司や仲の良い友人に妊娠を報告した矢先の出来事だった。

高畑さんは「体は、もう、3ヶ月前の、1人の体だった頃に戻ってしまいましたが、心の中には沢山の感情が残りました」と悲しみをにじませ、赤ちゃんへの感謝の思いを語った。

流産は全妊娠の約15%で起きている

妊娠すれば順調に出産まで進む、と思う人も多いかもしれない。

だが、日本産科婦人科学会によると、医療機関ではすべての妊娠の約15%で、流産が確認される。また、妊娠した女性の約40%で流産をしているという報告もあり、多くの女性が経験する疾患だ。

出産を期待し、お腹の中で胎児の成長を心待ちにする日々から、突然流産の宣言を受けることは、人生で最もつらい経験のひとつとも言われている。

流産は、妊娠したものの、22週までの早い時期にお腹の赤ちゃんが亡くなってしまうことをいう。妊娠12週未満の早期流産が8割以上の割合を占めている。

早期に起こった流産の原因で、最も多いのが赤ちゃん自体の染色体などの異常だ。

流産したとき「運動をしたせいかもしれない」「仕事が大変だったからかもしれない」と自分を責めてしまう女性も多いが、染色体異常は母体の動きに関係なく、受精の瞬間にすでに運命が決まっている。

つまり流産でお母さんの妊娠初期の仕事や運動などが原因で流産することは、ほとんどない。

このうち、2回の流産を経験する反復流産が2~5%あり、3回以上となると習慣流産と言われ、約1%で起きる。この症状は、不育症と言われている。

流産の場合「早く忘れたほうがいい」などの“気遣い”が当事者を傷つけることもあり、医療機関などでのケアが重要となっている。

国内の女性を対象とした研究では、流産後の心理・社会的な回復は約3カ月~半年が必要とされるが、なかには1 年~ 2 年を要する場合もある。

Shino Tanaka

最終更新:6/17(月) 17:06
ハフポスト日本版

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