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日野 大型観光バス「セレガ」を一部改良|ドライバーの居眠りを最新AI技術で監視

6/17(月) 18:01配信

オートックワン

日野 大型観光バス「セレガ」を一部改良

日野自動車は大型観光バス「セレガ」を改良し、商用車世界初となる自動検知式「ドライバー異常時対応システム」をはじめとする先進安全装備を大幅に拡充させ、2019年7月1日に発売する。価格は3511万6200円~4953万4200円(消費税込み)。

■運転手が目を開けているかどうかまで判断!? セレガの最新技術を画像で見る

日野は近年増加傾向にあるドライバーの健康状態の急変による事故の対策として、2018年7月には非常ブレーキスイッチ式の「ドライバー異常時対応システム」を商用車として世界で初めて実用化した。
今回のセレガ改良では、最新AI技術により顔認識を行う「ドライバーモニターII」や「車線逸脱警報」を採用。ドライバーの状態と車両の挙動を自動検知し、危険な状態であると判断すると制動を開始し車両を減速・停止させて乗客の安全を図る。

セレガの主な改良点

■ドライバー異常時対応システム
新型セレガは商用車として世界で初めて「ドライバー異常時対応システム」を搭載した。
進化した「ドライバーモニターII」や「車線逸脱警報」によってドライバーの運転姿勢や車両の挙動をモニターし、体調急変などによるドライバーの異常な状態を自動検知すると徐々に減速し車両を停止させる。
なお異常を検知した際は、車内で非常ブザーが鳴るとともに赤色フラッシャーが点滅して、緊急停止することを乗客に伝達する。
また周囲に対してはホーンを鳴らし、ストップランプとハザードランプを点滅させ異常を知らせる。なお従来の非常ブレーキスイッチによる減速・停止機能も継続する。
さらにシステム作動時には、利用者向けICTサービス「HINO CONNECT」を通じて利用者が設定した登録メールアドレスに対象車両・作動時刻・位置情報が通知され、万一の際の迅速な対応をサポートする。

■運転姿勢の崩れも検知するドライバーモニターII
ドライバーモニターIIは、ダッシュボード上のモニターカメラでドライバーの状態を常時確認する機能である。最新AI技術の採用による顔検出性能の向上や画像解析の精度向上とともに、カメラの設置位置を顔を認識しやすい位置に変更した。
これにより、ドライバーの顔向きや眼の開閉状態に加えて、運転姿勢崩れも検知することが可能となった。
またサングラスやマスク装着時の検知能力も向上し、前方不注意を検知すると警報で危険を知らせる。

■スキャニングクルーズIII
スキャニングクルーズIIIは、従来のクルーズコントロール機能に渋滞追従機能が追加された。
ミリ波レーダーで先行車を検出し、車間距離維持に加え、先行車が停止した場合には追従して停車。ステアリングに設置されたスイッチもしくはアクセルの操作により再発進する。

■オートマチックハイビーム
画像センサーで前方の状況を検知し、ヘッドランプのハイビーム・ロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビームを採用し、夜間の運転視界を良好に保つ。

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最終更新:6/17(月) 18:01
オートックワン

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