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丘の上で34カ月飼育のマグロ 水槽のポンプトラブルで死ぬ 岡山理科大学

6/17(月) 18:36配信

KSB瀬戸内海放送

 丘の上の水槽でクロマグロの養殖実験に取り組んでいる岡山理科大学で、34カ月飼育していたクロマグロが死にました。

(岡山理科大学/山本俊政 准教授)
「いかんともしがたいですね。今までずっと育ててきて約3年ですから」

 岡山理科大学によると、16日夜にクロマグロを育てていた水槽のポンプでトラブルがあり、復旧の見通しが立たないことから、17日午前0時過ぎ、やむを得ずマグロをしめました。

 死んだマグロは、2016年8月に稚魚の状態で水槽に入れてから、34カ月間飼育していたもので、これまでの最長飼育記録を1年以上更新していました。
 計測の結果、重量は目標の20キロを大幅に超え、約35キロに達していました。

 マグロの養殖実験は、岡山理科大学の山本俊政准教授が開発した人工の水、好適環境水を使い、2010年から取り組んでいるものです。
 実験は海から遠く離れた丘の上の研究施設で、“水槽の水を換えないこと”をテーマに取り組んでいて、内陸部での養殖を可能にする技術として期待されています。

 マグロは18日の朝、岡山市中央卸売市場に出荷されます。

(岡山理科大学/山本俊政 准教授)
「最後にはお客さんが食べて、おいしいと言っていただいて、研究が終わりだと思ってますのでそういう形にしました」

 岡山理科大学のマグロはこれでいなくなりますが、今後の養殖実験についてはまだ決まっていません。

最終更新:6/17(月) 21:01
KSB瀬戸内海放送

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