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我が青春の中に降った5つの雨

6/17(月) 18:02配信

OKMusic

「真夏の雨」(’87)/REBECCA

REBECCAの中でかなり上位で好きな曲です。1987年に発売されたアルバム『POISON』に収録され、先行シングルカットとなった「Nervous But Glamorous」のカップリングでもあった「真夏の雨」。錆び付いたようなギターのカッティングと危ういNOKKOの声が、なんとも言えない湿った空気や気怠さ、むせ返るような雨の匂い…決してきれいな音でも映像でもない“雨”を感じさせる、他の誰にも表現できない珠玉の一曲。サビの歌詞が英語なんだけど、2015年に再結成した際、実は全編日本語詞にしたくてずっと心残りだったと告白、日本語ver.を披露しています。まぁ、さすがに28年も好きだと思って聴いてきた曲なだけに、英詞のほうがしっくりくるのは仕方ないことよね(苦笑)。タイトル通り、たぶんすごい暑い日の夕立の音とか聞きながらだとより相乗効果抜群なのかも…ってことで、すみませんあと少し寝かせてから聴いてもらえますかね(笑)。

「THE FRONT」(’92)/男闘呼組

一般的にはどう思われてるのか分かりませんが、デビューしてからの1988年~1993年の活動の中で、少なくとも1991年以降(分かりやすく言うと露出が控え目になってきた頃・苦笑)は、至ってフツーにロックバンドだったと思います。自分たちで全作詞・作曲を行ない、ライヴでは原型が分からないほどアレンジされた曲をいくつも披露したり、ミュージシャン仲間たちをステージに上げて5時間もライヴをしてみたり…そんな、事務所やアイドルという枠からはみ出ざるを得なかった彼らが、露出とは関係なく一番輝いていた1992年に、3カ月連続でリリースしたアルバムの3作目『5-3 無現実』に収録され、先行でシングルカットされた「THE FRONT」。“最前線”を意味し、作曲者である成田昭次(Gu)がヴォーカルをとるこの曲、彼の親友が自衛隊にいたこともあってなのだろうか、“戦場の雨”の静けさと激しさを、雨音のようなピアノと悲しい叫びのようなギターソロで感じさせられる。《戦場の夜に眠りを忘れて泣いているなら 微熱守り側にいるよずっと》と歌う成田のハスキーヴォイスも切なげでたまらない! 単純にカッコ良いと思うんだけどな…。ちなみに、あまり知られていませんが、X JAPAN(当時はX)のHIDE(Gu)・TAIJI(Ba)と交流があり、男闘呼組のシークレットライヴにふたりがゲストで出演したこともあるほど。雑誌の対談でHIDEが言った言葉は「ロックを好きなやつにジャンルなんて関係ないよ」でした。

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最終更新:6/17(月) 18:42
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