ここから本文です

我が青春の中に降った5つの雨

6/17(月) 18:02配信

OKMusic

「チェルシー」(’01)/ZIGZO

私に“書く”きっかけをくれたバンドです。別の言い方をすると、唯一ピンポイントで好きなメンバーがいないのにメチャクチャ好きになったバンド(笑)。1999年に結成してわずか3年後の2002年に解散したのですが、その最後のシングルとなったのが2001年11月、解散発表の前にリリースした「チェルシー」でした。《もう終わりの鐘が鳴る》《ここからさよならしなくては!》《僕らの無力を 夜明けが照らすな》…そんな、後から聴いたらわかりやすいほどの言葉があちこちに散らばった中に、《突然の雨の様に 機関銃よりも無差別に》という部分があるのですが、そんなふうに終わりがやってくるって結構キツイなぁ…と。ある日、ZIGZOの元マネージャーさんから電話をもらったんです、今周ってる全国ツアーが終わったら解散を発表するから、悔いが残らないようにって。彼らを少し年季が入った“ザ・ライヴハウス”というようなハコで観てみたい!とずっと思っていただけに、すぐにスケジュールを調べ翌日の新潟公演に行くことに。ところが…それを発端に朝まで別れ話をするはめになり(泣)、泣き腫らした顔で新潟に向かいながらふと、「チェルシー」の歌詞の全てが自分たちのことを言っているようで、開演前に物販でCDを購入してポストに投函したという極めて個人的なエピソードでした(失笑)。そんなZIGZO、2012年に復活しております! そして、今年めでたく20周年を迎え、7月1日発売のファン投票によるベストアルバムではトップに僅差で2位を獲得! ぜひトリッキーなギターに、無差別な雨の様に打たれてみて!

TEXT:K子。

K子。プロフィール:神奈川・湘南育ち。DIE IN CRIESで“音楽=音を楽しむ”ことを知り、好きな音楽の仕事がしたい!とOLをやめてオリコン株式会社に9年所属。どっぷりの反動で旅行業界に転職後、副業で旅・エンタメ関連のWEBで執筆するも、音楽への愛が止められず出戻り人に。愛情込めまくりのレビューやライヴレポを得意とし、ライヴシチュエーション(ライヴハウス、ホール、アリーナクラス、野外、フェス、海外)による魅え方の違いにやけに興味を示す、体感型邦楽ロック好き。

OKMusic編集部

3/3ページ

最終更新:6/17(月) 18:42
OKMusic

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事