ここから本文です

天文学の解説員育成 野々市の学生、生徒に8月から講座

6/17(月) 1:21配信

北國新聞社

 金沢工大、国際高専の学生と教授でつくるグループは8月から、野々市市内の高校生や大学生を対象に、天文学の解説員育成に取り組む。国立天文台(東京)の専門家を招いた講座で知識を身に付けてもらい、県内で開く出張シアターで講師として活躍してもらう。講座には小中学生も受け入れる予定で、天文ファンの裾野を拡大し、宇宙の魅力を広く伝える。

 有志グループ「カルチャー&サイエンス・コミュニケーション(C&SC)・プロジェクト」は、国際高専グローバル情報学科の竹俣一也教授をリーダーに、約20人が所属する。

 育成事業は、国立天文台がデジタルデータを基に開発した宇宙空間を3Dで楽しめるソフト「Mitaka(ミタカ)」を活用する。今年度中に全5回の講座を開く計画で、初回は8月4日の「野々市じょんからまつり」に合わせ、国立天文台の縣秀彦准教授が講演する。

 以降は専門家や学生の指導で、宇宙の魅力をそれぞれの視点で語るスキルを習得してもらい、発表会で成果を披露する。

 同グループはミタカを活用し、研究所に巨大スクリーンで楽しめる鑑賞室を設けたり、専門業者と小型投影機を開発し、病院や高齢者施設で出前教室を開催したりしてきた。

 市内には星空を眺められる山や専門施設がない。天文学を深く学べる機会を提供しようと、市の提案型協働事業の採択を受け、育成に取り組むことにした。

 竹俣教授は講座は児童も楽しめる内容だとし「小中学生にも遊びに来てもらい、いずれは野々市から宇宙飛行士を輩出したい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6/17(月) 1:21
北國新聞社

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事