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麻生氏「年金受給記憶ない」発言が物議 共産党・小池氏のでたらめな批判内容

6/18(火) 8:38配信

ITmedia ビジネスオンライン

 老後資金は2000万円不足する……先日から金融庁の資料が話題になっている。

 100年安心ではなかったのか? と多数の批判が出る一方で、老後資金の不足なんて今さら常識……と議論の対象になっている。

【小池氏の問題のツイート】

 選挙を控えた与党議員は、火消しに躍起になり、トンチカンな言動を繰り返している。麻生太郎財務大臣は報告書の受け取りを拒否し、他の議員も「報告書はもうない」「選挙を控えている人に迷惑」「金融庁は撤回しろ」「金融庁は猛省しろ」など、与党側から無責任であきれ返る発言が多数飛び出している。

 本来であればファイナンシャルプランナー(FP)として「2000万円」に関する本質的な話をしたいところだが、議論の過程で年金に関する勘違いを助長する話が出ている。麻生金融担当相の「年金の受給について記憶にない、秘書に任せている」という話と、それに対する批判だ。

 これを放置すれば、老後に年金をもらえず困ってしまう人が出る可能性がある。それどころか、社会保障制度の利用そのものに支障をきたす人が出てきかねない。

誤解だらけの麻生批判ツイート

 麻生氏が自身の年金について説明できないことは、確かに国会議員としていい加減といわれても仕方がない。一方でこれは最終的には本人の損得の問題であり、老後資金2000万円の問題と比較すれば枝葉末節の話でしかない。

 しかし麻生批判の中には的外れどころか、年金制度を誤解させかねないものまで含まれている。その1つが日本共産党書記局長、参議院議員の小池晃氏だ。

【訂正:初出で小池氏の表記を誤っておりました。お詫びして訂正いたします】

 小池氏は6月14日に以下、2つのツイートをしている。

 「麻生氏にとって公的年金は受け取っているかどうか気にならないほどの「はした金」にすぎないということ。同時に79歳であればいくら繰り下げ受給でも年金保険料未納でない限り受け取っていないはずはないので「受給しているかどうかわからない」ということは年金制度の基本を理解していないということ。」

 「こういう認識であれば、低年金で暮らしていけない人々の苦しみや怒りも、現役世代の年金制度に対する不安も不信も、まったく理解できないでしょうね。」

 このツイートは年金の受給について「秘書に任せた、記憶にない」という答弁への報道に言及する形で行われている。

 小池氏は麻生氏について、年金制度の基本を理解していないと批判している。しかし「79歳(麻生氏の年齢は正確には78歳)ならば受け取っているはず」という発言から、小池氏も年金制度を理解していないことが分かる。しかも間違いは2つもある。

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最終更新:6/18(火) 15:11
ITmedia ビジネスオンライン

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