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交流戦で大苦戦…カープ打線沈黙と“勝負されない4番”が元凶に

6/18(火) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 首位とは思えない苦戦を強いられている。

 交流戦も終盤戦に差しかかる中、セ・リーグ首位の広島が最下位に沈んでいる。「パ高セ低」が通説とされるが、巨人(8勝4敗)とDeNA(6勝5敗1分け)はここまで勝ち越し。一方、広島は3勝7敗1分けと大きく負け越している。

 主な原因は沈黙する打撃だ。交流戦のチーム打率は12球団ワーストの.205。菊池涼は交流戦を苦手にしており、今季は11試合で打率.171。昨季も18試合で.167と結果が出ていない。野間にいたっては10試合で打率.108と大不振。12日にはスタメンから外れた。3番に座っていたバティスタも不調で、16日から7番に降格、5番に座っていた西川を3番に上げたが、その西川も11試合で.209と芳しくない。5番には交流戦で.294と調子のいい会沢が座った。

 中軸のバットが沈黙することで、マークが集中しているのが4番の鈴木誠也(24)だ。ここまでリーグ2位の53四球。交流戦では両リーグトップの12四球を選んでいる。選球眼の良さが前提にあるとはいえ、前後の打線が不甲斐ないがゆえに「勝負してもらえない」ことも多くなっている。

 当の鈴木は「(打率や本塁打など)もともと数字には興味がない。周りは2冠とか3冠とか言っているけど、チームが勝てばそれでいい。自分としてはもちろん打ちたいけど、四球もヒットと同じくらい大事なこと」と話すが、得点力が下がるのは目に見えている。

 パ・リーグとの試合でいえば、鈴木は昨季のソフトバンクとの日本シリーズで柳田と並ぶ最多の5四球。サヨナラ負けを喫した第5戦では4四球と完全に勝負を避けられ、結局、日本一を逃した。

 広島は昨季も交流戦で苦しんだが、それでも7勝11敗(10位)だった。埋まりそうで埋まらない丸の穴は広がり、肉薄する巨人とのゲーム差は0・5。首位陥落も時間の問題になってきた。

最終更新:6/18(火) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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