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アンジュルム和田彩花、笑顔で再会誓った卒業公演「ステージに戻ってくることが次の夢」

6/18(火) 23:40配信

音楽ナタリー

アンジュルムが本日6月18日に東京・日本武道館にてリーダー和田彩花の卒業コンサート「ハロプロ プレミアム アンジュルム コンサートツアー 2019春 ファイナル 和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生 ~あるとき生まれた愛の提唱~」を開催した。

【写真】「ハロプロ プレミアム アンジュルム コンサートツアー 2019春 ファイナル 和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生 ~あるとき生まれた愛の提唱~」の様子。(メディアギャラリー他9件)

アンジュルム唯一のオリジナルメンバーであった和田は2009年の結成以来、約10年間にわたってグループのリーダーとして活動。2017年1月にはハロー!プロジェクトの6代目リーダーにも就任し、後輩たちを牽引してきた。4月にスタートしたコンサートツアー「アンジュルム コンサートツアー 2019春 ~輪廻転~」のファイナルとして行われた卒業公演には、ハロプロからも卒業する和田の人生の節目となるステージを見届けようと、約1万2千人のファンが集結。ライブの模様はフジテレビTWOのほか、国内と台湾合わせて全29のライブビューイング会場で生中継された。

アンジュルムは5月発表の最新アルバム「輪廻転生~ANGERME Past, Present & Future~」より、EDM調のナンバー「赤いイヤホン」でライブの幕を開ける。続けて12人は「愛さえあればなんにもいらない」「出すぎた杭は打たれない」や、和田が最後に参加したシングル「恋はアッチャアッチャ / 夢見た 15年」の表題曲の1つ「恋はアッチャアッチャ」などをパフォーマンスし、迫力のあるダンスと歌声で会場のファンを圧倒した。最初のMCでは和田が「アンジュルムの第1章最後のコンサートということで、最高の形で皆さんにお届けできたらいいなと思うし、今日からは第2章のスタートにもなりますので、いいスタートをみんなで切れたらいいなと思います」と挨拶していると、花束を持った元℃-uteの矢島舞美がサプライズで登場。ハロプロの5代目リーダーである矢島は、2017年6月の℃-uteのラストライブに駆け付けた和田に向かって「アンジュルムのリーダー、ハロー!プロジェクトのリーダーという責任感や使命感は次のリーダーにバトンタッチして、これからは自分自身のために、あやちょがやってみたいことを全力でトライしてみてほしいな。私からハロー!プロジェクトのリーダーを引き継いでくれて、この大切なみんなの場所を力強く守り続けてくれて本当にありがとうございました」と言葉をかけ、卒業を祝福した。

サプライズゲストの登場に客席が沸く中、アンジュルムはメジャーデビュー曲「夢見る 15歳」など4曲を立て続けに歌唱。つんく♂が作詞作曲を担当した最新アルバムの収録曲「帰りたくないな。」では、1人センターステージに立っていた和田がメインステージに並んだほかのメンバーのもとへ合流し、笑顔で肩を寄せ合った。ライブ中盤にはスマイレージ時代の楽曲がユニットによるメドレーで披露され、和田が昨年11月に加入した太田遥香、伊勢鈴蘭と「スキちゃん」を、上國料萌衣、笠原桃奈、船木結、川村文乃が「私、ちょいとカワイイ裏番長」を、室田瑞希と佐々木莉佳子が「嗚呼 すすきの」を、中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈が「私の心」をパフォーマンスして会場の温度を高める。また和田はソロで「シューティング スター」を歌唱し、ファンを大いに魅了した。

続くブロックでは別れを歌ったナンバー「交差点」の曲中に、12人が乗ったセンターステージが回転しながら高く上昇。和田を囲むように円になって立っていたメンバーは歌いながら感極まり、思わず涙を流していた。さらに和田と同じスマイレージ時代からの初期メンバーで、2015年11月にグループを卒業した福田花音作詞の「夢見た 15年」が届けられ、「もう行かなくちゃ、時間だわ 繋いだ手を解いたら ここからが本当のスタート 思い切り背中押してよ」という歌詞が日本武道館に響きわたった。場内にセンチメンタルなムードが流れるも、アンジュルムはファンを勢いよく煽ったあと、「次々続々」「ドンデンガエシ」「マナーモード」などのアッパーチューンを畳みかけるように連発。客席に熱狂の渦を巻き起こし、代表曲の1つ「大器晩成」で大盛り上がりの中ライブ本編を終えた。

アンコールでは、純白のドレスに身を包んだ和田が赤いペンライトの光で包まれたステージに1人で登場。2009年6月発表のインディーズデビュー曲「ぁまのじゃく」を大人っぽくしっとりと歌い上げたのち、しっかりとした口調で胸の内を語り始めた。まず和田はファンに向かって、「アイドルとファンという関係ではあるけど、楽しいことやつらいこと、悲しいこと、悔しいことも本当にみんなで一緒に乗り越えてきたので仲間意識がすごくあって」「そういう当たり前のことを当たり前にさせてくれてうれしいなと思います」と挨拶。メンバーに対しては「『みんな違っていいんだ』ということに気付かせてくれたみんなには本当に感謝だなと思います。ときには1つのものに向かってひとつにならなきゃいけないこともあって、そのときには愛を持ってその違いを乗り越えていけばどうにかなるということも学びました」と話しつつ、食事の際に野菜を食べ残すこと、靴を脱いだときにそろえないこと、忘れ物が多いことに苦言を呈して会場に笑いを起こし、「でもそんなみんなが本当に大好きだし、1人ずつが考えを持って活動していってくれたらうれしいです」と気持ちを伝えた。また和田は「明日からは何を守って、何を愛して、どんな夢を持って叶えていくのかということを今一度考えて、自分の中で向き合っていきたいなと思います」「私はアイドルの解釈の幅を広げるために、またステージに戻ってくることが次の夢であり、次のやりたいことなので、それに向かってがんばっていきます」と今後について語り、盛大な歓声と拍手を浴びた。

その後、真っ赤な衣装に着替えた和田はメンバーと共に「旅立ちの春が来た」を披露する。1人ひとりの挨拶では佐々木が必死に涙を堪えながらも、「今までたくさん甘えさせていただいてありがとうございました。これからはアンジュルムの第2章が始まるということで不安はありますけど、和田さんが大きな愛で作り上げてくれたこの空間の中で、愛をダイレクトに受けた私たちなら大丈夫と胸を張って言えます!」と力強く宣言。和田からアンジュルムのリーダーを引き継ぐ竹内も泣かないように懸命に我慢しつつ、「またこの場所に戻って来られるようにがんばりますので、この場所を守っていきますので見ててください。安心して卒業しないでいいんで、もうずっと心配していてください。そしたら、わだちょがいつでも見てると思ってがんばります」と自身の思いをぶつけた。そして11人の言葉を受けた和田の「みんなはバラバラなんだけど心は一緒なんだなってこの1年で気付きました。これからは同じ場所では活動はしないけれど、ずっと仲間であり、ずっと一緒だなという思いを持って、お互いそれぞれの道を輝かせていけたらいいんじゃないかなと思います」という言葉を経て、アンジュルムは「46億年LOVE」を披露。最後に友情を描いた「友よ」を歌って再会を誓い合い、グループの第1章を締めくくった。

■ アンジュルム「ハロプロ プレミアム アンジュルム コンサートツアー 2019春 ファイナル 和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生 ~あるとき生まれた愛の提唱~」2019年6月18日 日本武道館 セットリスト
01. 赤いイヤホン
02. 愛さえあればなんにもいらない
03. 出すぎた杭は打たれない
04. 恋はアッチャアッチャ
05. 夢見る 15歳
06. ミステリーナイト!
07. 忘れてあげる
08. 帰りたくないな。
09. メドレー(スキちゃん~私、ちょいとカワイイ裏番長~嗚呼 すすきの~私の心~シューティング スター)
10. 交差点
11. 夢見た 15年
12. 次々続々
13. ドンデンガエシ
14. マナーモード
15. 泣けないぜ…共感詐欺
16. 大器晩成
<アンコール>
17. ぁまのじゃく
18. 旅立ちの春が来た
19. 46億年LOVE
20. 友よ

最終更新:6/18(火) 23:40
音楽ナタリー

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