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20歳“整形”地下アイドル、白血病乗り越え「コンプレックスがあってもアイドルになりたかった」

6/18(火) 8:40配信

オリコン

 「キレイになりたい」「人生を変えたい」、そんな女性を応援する整形プロジェクトがある。その名も『整形シンデレラオーディション』。整形費用は主催の湘南美容外科クリニックが負担し、グランプリは賞金300万円を手にできる。4回目の開催となった今年、グランプリに選ばれたのは大阪で地下アイドルとして活動する21歳の尾上七海さんだ。先の16日、『ザ・ノンフィクション』で彼女の密着取材が放送され、その壮絶な半生に注目が集まったが、ORICON NEWSでは尾上さんを独自取材。厳しい現実に傷つきながら、それでもアイドルを続ける理由や整形で得られた幸せ、アイドルとしての夢を聞いた。

【写真】整形直前の無加工すっぴんも…尾上七海さんのビフォーアフター

■白血病と戦う中でアイドルに憧れ「できるときにやりたいことをやる」と決めた

――整形したいと思うようになったのはいつ頃からですか?

【尾上七海】 中学、高校のころですね。最初は、友達から「眠そうな顔をしてるね」とか「どこをにらんでるの?」って言われたのがきっかけで、一重の目元がすごく気になり出したんです。目が気になって何度も鏡を見ているうちに、鼻が大きいとか、エラが張ってるとか、歯並びが悪いとか、顔のすべてにコンプレックスを抱くようになりました。笑うときでも、歯が見えないよう手で口元を隠したりしている自分がイヤで、「いつか必ず整形しよう」と決めて、高校時代から病院でカウンセリングを受けたりしていました。

――整形される以前から、アイドルグループ「大阪メルヘン」のメンバーとして活動されているとうかがいました。

【尾上七海】 容姿にコンプレックスがあるのに、なぜ、人前に立つアイドルを?って思いますよね。実は私、小学生のとき急性リンパ性白血病だったんです。小1から小3まで抗がん剤治療を受けていたんですが、闘病中、病院の看護師さん達がしてくれた劇やショーにすごく元気づけられて。それ以来、『将来はモデルとかアイドルとか、人前に立って見た人を元気にできる仕事に就きたい』という思いがありました。

――整形後にアイドル活動をスタートさせる、という選択もあったと思うのですが…。

【尾上七海】 そうですね。でも、命に関わる大病を経験したことで『人はいつ死んでしまうかわからない。だからこそ、できるときにやりたいことをやるべき』とも思うようになったんです。幸いにも病気は中2で寛解したんですが、経過観察のための定期的な通院は高校生になるまで続いて。それで、まずアイドルになるという夢を叶えてから、お金を貯めて整形する。そんなプランを立てて、高校を卒業した年の6月からアイドル活動をスタートさせたんです。

――コンプレックスを抱えてのアイドル活動は、辛いこともたくさんあったのでは?

【尾上七海】 お客さんは「投票券」を購入し、推しメンに渡すことでおしゃべりできるんですが、可愛い子は1日25人くらいから(投票券を)もらっているのに、私はゼロが当たり前。少しずつですがお客さんと接するようになってからも「ななみんは、笑ってないほうがいい」とか「鼻と口が大きいね」とか、ぽろっと言われたりするんです。お客さんに悪気はないとわかっていても、けっこうグサッときましたね。

――それでも「アイドルをやめよう」とは思わなかった?

【尾上七海】 どんなに辛くても「ここで諦めたら負けだ」と思っていたので。私、けっこう頑固で負けず嫌いなんですよ(笑)。

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最終更新:6/20(木) 23:25
オリコン

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