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“デジタル版モノポリー”開発企業が約2億円調達。「現実世界の住所に建つバーチャル物件売買」

6/18(火) 7:00配信

CoinDesk Japan

フィンラボEOSベンチャーキャピタルファンド(FinLab EOS VC Fund)は複数のエンジェル投資家と合同で、200万ドル(約2億1700万円)を 、イオス(EOS)ブロックチェーン上で稼働するデジタル不動産取引ゲーム「アップランド(Upland)」 の運営会社アップランドミー(Uplandme)に出資した。

調達された資金は、アップランドの開発・発売に使用される予定。同ゲームは現在ベータ版が提供されており、年内に広い範囲で展開される。

「モノポリー(名作ボードゲ―ム)、ブロックチェーンと出合う」と打ち出されたこのゲーム内で、プレイヤーは現実世界の住所に基づいた架空の不動産物件の売買や交換をすることができる。従来のモノポリーとの違いは、資産の所有権が、紙のカードではなく、「クリプトキティー(CryptoKitties)」のようなデジタルコレクタブル(収集品)で使用されている、代替不可能トークン(non-fungible token=NFT)で表されるという点。

プレイヤーは、不動産物件をマーケットプレイス上で取引する際に、「UPX」と呼ばれるゲーム内通貨を使用する。ベータ版を遊んでいるテスターは現在、仮想のサンフランシスコ上の物件を取引することができる。

アップランドミーによると、ブロックチェーン上に登録されている不動産物件は、ほとんどのデジタルゲームと違い、ゲーム開発会社ではなく、プレイヤーによって所有される。また、ゲーム内バーチャル空間上における土地の供給量は、現実世界と同じで、有限。

「不動産物件は現実世界の住所に基づいていることで、自然と希少性が生まれ、これがゲーム展開の推進力となると予想しています」とアップランドミーの共同創業者、ダーク・ルース(Dirk Lueth)氏は述べている。

ルース氏と、同氏のパートナーである、マニ・ホニグシュタイン(Mani Honigstein)氏とイダン・ザッカーマン(Idan Zuckerman)氏は、市場規模500億ドルのカジュアル (大衆市場向け)ゲーム市場にイノベーションを起こそうとしている。

「ある晩、友人たちと集まり、ネットフリックスのドラマ『ストレンジャー・シングス(原題:Stranger Things)』を見ながら、モノポリーを遊んでいたとき、私たちはパラレルワールドでの不動産物件について考え始めました。そこで、現実世界の住所に基づいている不動産物件は、収集可能なNFTに最適だということに気付きました」とルース氏はCoinDeskに語った。

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最終更新:6/18(火) 7:00
CoinDesk Japan

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