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【広島から伝えたい】西日本豪雨から11か月後に避難勧告、県民はなぜ逃げなかったのか

6/18(火) 14:00配信

テレビ新広島

 今月7日、広島県内では未明からの大雨で、5段階の警戒レベルのうち、危険性が2番目に高い「警戒レベル4」=避難勧告が全国で初めて発令された。
  しかし避難対象者46万1214人のうち、実際に避難したのは775人で0.17%にとどまった。県内130人以上が犠牲になった西日本豪雨から11か月、なぜ県民は逃げなかったのか?

全国で初めて発令された「警戒レベル4」の波紋

 今月7日の「警戒レベル4」、逃げなかった人の声を聞いた。
「(エリアメールは)来てました。でも逃げてない。雨があまり強くなかったのでいいかなと思ってしまって」
「(何か行動は?)何もしていない。ばあちゃんは高齢なのでどこにいったらいいのだろうと言っていた。避難もしていないと思う。」

 避難対象者のうち、実際に避難したのは0.17%。これを受け、湯崎英彦広島県知事は「平素から周囲の方々としっかり話をして、できれば声を掛けあって避難するようにして欲しい」と振り返った。

 梅雨入りを前に運用が開始された、大雨時の防災情報を発表する際に5段階の警戒レベルをあわせて伝える新制度。「警戒レベル3」で高齢者などいわゆる災害弱者の避難を呼びかけ「警戒レベル4」では全員避難を促す。

 しかし、広島市が西日本豪雨後に行ったアンケートではレベル4にあたる「避難勧告」の情報を認識していたと答えた一方、実際に避難した人はおよそ2割にとどまった。

 この問題に専門家は警鐘を鳴らす。

 広島経済大学の松井一洋教授は「避難勧告が出たからみなさん逃げましょう。なんてこれからの望ましい地域防災などと決して言えない。避難勧告が出る前にたくさんの人たちが逃げるんだということこそが私たちの目的とする地域防災のあり方」と指摘する。

逃げようと思ったときには遅かった、西日本豪雨の記憶

 早期避難の重要性は災害が起こるたびに指摘され続けてきた。先月8日。去年の豪雨災害で大きな被害を受けた坂町小屋浦地区である説明会が開かれた。

 「自主防災組織による避難を呼びかける態勢づくりというモデル事業を今年度行うこととした」(広島県消防保安課倉迫昭宏課長)

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最終更新:7/15(月) 10:25
テレビ新広島

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