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竜王山で「アサギマダラおいでませ作戦」 山陽小野田

6/18(火) 16:18配信

宇部日報

サワヒヨドリの苗など3400本を植える

 山口県山陽小野田市本山小(佐々木智子校長)の6年生32人は17日、「アサギマダラおいでませ作戦」として、同チョウの雄が好むサワヒヨドリの苗など3400本を、竜王山の中腹駐車場周辺に植えた。赤崎小松原分校の14人も参加し、秋の開花と飛来を楽しみにしながら1本ずつ丁寧に植えていった。地域おこしグループ本山会(大場清春会長)主催。


 竜王山を国内有数のアサギマダラの飛来地にしようと、取り組んで10年目。本山会のメンバーで自然観察指導員の嶋田紀和さんが、同山に自生する株から種を取り、苗に育てた。この日の作業には同会のメンバー、市内や宇部市からの有志ら20人も加わった。


 嶋田さんらが事前に耕しておいた花壇や畑に、サワヒヨドリ、サケバヒヨドリ、ヒヨドリバナの3種の苗を植えていった。


 本山小の福井優華さんと藤村南さんは「きれいな色と模様のアサギマダラが、この秋も見たい」「たくさん飛んできてくれるように、蜜たっぷりの花に育ってほしい」と話し、苗の根に優しく土をかけていた。


 嶋田さんは「この10年間の活動によって、竜王山に飛来するアサギマダラが市内はもちろん、県内にも広く知られるようになった。作戦を通して、子どもたちが地元の自然に触れ、保全に関心を持ちながら成長していくのも大切なことだと思っている」と話した。


 苗は市内の幼・保育園、小・中学校にも計400本を配布し、各校でアサギマダラを呼ぶ活動に役立ててもらう。本山小は10月11日に「山の学習」を計画しており、花季を迎えた花に集まるのを観察したり、羽にマーキングをしたりする予定。

最終更新:6/18(火) 16:18
宇部日報

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