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ビットコイン9000ドル超え。価格支える3つの要因

6/18(火) 8:32配信

CoinDesk Japan

時価総額1位の仮想通貨ビットコイン(BTC)の価格は週末に9000ドル(約97万7287円)を超え、年初からの価格上昇率は150%を上回っている。

2019年6月16日(現地時間)、BTCは、13ヶ月ぶりに9391ドルの高値を仮想通貨取引所、ビットスタンプで記録した。5月10日の安値、7524ドルから22%の値上がりだ。

仮想通貨市場の専門家、そして投資家は、過去6日間に見られたBTC価格の急上昇には複数の要因があるとしている。その中でも、最も際立っているのが、きたるフェイスブックの仮想通貨参入だ。

フェイスブックの「グローバルコイン」に集まる期待

ソーシャルメディア大手フェイスブックは、自社のステーブルコイン「グローバルコイン(GlobalCoin)」の発表を6月18日(現地時間)に行う。グローバルコインのローンチは2020年になる予定。

同プロジェクトは、十数社以上からの支援を確保しているとされており、ベンチャーキャピタル(VC)のデジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group)創業者兼CEOであるバリー・シルバート(Barry Silbert)氏を含む多くの人が、広範囲で仮想通貨導入を加速させると見ている。

また、VCのブロックチェーン・キャピタル(Blockchain Capital)のゼネラル・パートナー、スペンサー・ボガート(Spencer Bogart)氏は、フェイスブックの仮想通貨プロジェクトが循環型経済を生み出すことで、デジタル資産入手に伴う摩擦を和らげ、BTCの価格にとって、2019年・2020年最大の外的要因による追い風となると信じている。

らに、フェイスブックの仮想通貨によって、中央銀行ではなく、民間企業が発行した通貨が存在しても良いという認識が生み出され、ビットコインやその他仮想通貨導入の促進につながるだろうというのが投資家コミュニティーの見解だ。

グローバルコインに対して集まった期待が週末にかけてBTC価格をつり上げた可能性が高い。しかし、だとすると、18日にフェイスブックが予定通りホワイトペーパーを発表した際、BTC価格は「噂で買って、事実で売れ(Buy the rumor, sell the fact)」という格言通りにBTCを売るトレーダーの影響を受けやすいだろう。

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最終更新:6/18(火) 8:36
CoinDesk Japan

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