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平成から令和、時代が変わってもアパレル企業が飲食店を手がける理由

6/18(火) 6:31配信

食べログマガジン

【おしゃれフードトレンドを追え!】令和元年、アパレル企業が手がける食は今どうなっている?

ファッションよりもライフスタイル系に消費者の興味はシフトしている。そう言われて、もう10年近く経つだろうか。いわゆるライフスタイル系の中でも、特に食への盛り上がりは止まるところを知らず、フードビジネスへの参入を試みるアパレル企業は後を絶たない。

しかし、やれアメリカから初上陸だ、台湾のティーだ、ピザ、コーヒー、パンだと次から次へとトレンドフードに飛びついてきたアパレル業界にも最近はちょっとした変化が見え始めているようだ。

「ファッション業界の人たちって、急に飲食業界に乗り込んで大騒ぎして、飽きるとすぐに去っていく」。

このように、生粋の飲食業界の方々からは眉をひそめられているとかなんとか。まあ、流行りを察知して波に乗って売れなくなったらすぐに新たな食べ物を探す。これはトレンド商売のアパレル企業らしい動き方だとも言えるのだが。

アパレル企業自体もようやく「流行りを追いかけるだけでは飲食は難しい」と気づいたようだ。安易に海外のホットドッグやハンバーガーを日本に持ってきてもうまくいかない。やはり餅は餅屋なのかもしれない。

食のプロを入れなければ、という流れになってきているのではないかと感じている。最近オープンしたアパレル系企業が手がける飲食店を例に、ファッション業界的フード戦略2019年を探ってみた。

CASE 1. 有名シェフの監修を入れる:KASHIYAMA DAIKANYAMA(代官山)

4月に代官山にオープンしたオンワードホールディングスの新施設「KASHIYAMA DAIKANYAMA」。地下1階にカフェ、1階にギャラリー、2・3階にショップ、4階にレストラン、5階にバーという作り。“丘” をコンセプトとした大小の箱が重なり合う建物は、佐藤オオキ率いるデザインオフィスnendoと空間デザインオフィスonndoが監修している。

地下のカフェは、あのSUGALABOシェフパティシエの成田一世さん監修ということで話題になっている。自然光が差し込む植栽豊かな空間で、ランチやお茶を楽しめる。私はランチを注文したが、キャベツのポタージュも、ポークローストの一品も、素材の甘みや香りを感じられる自然な味わいが良い。

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最終更新:6/18(火) 6:31
食べログマガジン

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