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ONEが「Japanese Phenom(日本から来た天才)」と称賛 平田樹が世界に踏み出した“シンデレラ・ストーリー”の第一歩

6/18(火) 18:44配信

AbemaTIMES

 6月15日、中国・上海で開催されたONE Championshipの大会「ONE:LEGENDARY QUEST」で女子アトム級の平田樹がアンジェリー・サバナル(フィリピン)に1R・V1アームロックで一本勝ち。鮮烈なデビューを飾った。

 格闘リアリティ番組「格闘代理戦争3rdシーズン」の優勝者としてONE Championshipとの契約を掴んだ19歳にとって、MMAをはじめて僅か1年での大舞台だ。「格闘代理戦争」ではシュートボクシング経験者のMIO、DEEP JEWELSで活躍する古瀬美月らに一本勝ちを果たして優勝。柔道出身の屈強なフィジカルを武器に、総合経験半年ながら打ち合いにも真っ向勝負する気の強さと、格闘センスの塊ともいえる勘のよさで実力者揃いのトーナメントを制し周囲を驚かせた。さらにこの半年間で打撃やフィジカルに磨きをかけ、RIZINの浅倉カンナや青木真也とも練習を行っている。そんな平田にとっていよいよプロ格闘家として真価が問われる瞬間が訪れた。

 対戦相手のアンジェリー・サバナルは、フィリピンのムエタイ全国選手権で銀メダリストの経歴を持つサウスポー。2018年にONEの舞台にデビュー戦で日系タイ人のリカ・イシゲとの打撃戦に判定で勝利。続くプリシーラ・ガオール(インドネシア)には判定で敗れたが、持ち前のスタンドでもフルラウンド打ち合い続ける気持ちの強さに対して、ストライカー特有の寝技での対応はやや課題が残る。しかし日本から来たルーキーとの対戦は、サバナルにとっても負けられない試合となった。

 試合序盤距離を取りながらローとジャブで探るサウスポーのサバナルに対し、プレッシャーをかける平田。相手の得意とする打撃戦にも全く動じることなく前にでる姿は、シュートボクシング経験者のMIO戦を彷彿させる入りだ。サバナルの右のミドルも軽々とキャッチし、強烈な右と打撃訓練の成果を早々とみせる。平田はその後も冷静にプレッシャーをかけ続け、左右のパンチなど突破口を掴むための仕掛けを繰り出し続ける。

 試合が動いたのはラウンド中盤だった。ロープ際での攻防から平田がテイクダウンに成功すると、相手がリング外に出たためブレイク。ドント・ムーブからリング中央で再開すると、素早く体を入れ替えながら上四方固め、同時にパウンドを浴びせるなど器用さを見せた。さらに打撃を嫌う相手の腕を取りアームロック。サバナルはブリッジで逃れようとしたが、強引にV1アームロックを極められるとたまらずタップ。奇しくも「格闘代理」決勝戦の古瀬戦と同じフィニッシュで、ONE初戦を白星で飾った。

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最終更新:6/18(火) 18:44
AbemaTIMES

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