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小城市にサッカー場計画 日本協会助成、市は意欲 国スポ会場変更など課題も

6/18(火) 15:51配信

佐賀新聞

 小城市の牛津総合公園にサッカー場を造る計画が浮上している。日本サッカー協会が2022年度まで実施している助成事業で、県協会が市に提案した。市は交流人口の増加に期待して整備に前向きだが、候補地の多目的グラウンドは23年の国民スポーツ大会(国スポ)でソフトボール競技の会場になっており、会場変更を巡る競技団体との協議や代替施設の整備、財源の確保などの課題がある。

 県サッカー協会が2月、県のほぼ中央部に位置し、アクセスに有利な立地として市に提案した。助成額は最大1億円で、県大会規模の公式戦に対応できる長さ90メートル超の人工芝2面の整備を想定している。

 市は15年度、総合公園と、隣接する牛津保健福祉センター「アイル」を一体的に再整備する基本構想をまとめた。江里口秀次市長は17年3月の市長選で再整備の推進を公約に掲げていたが、財源の見通しが立たず具体的な計画は進んでいない。14日の市議会一般質問で、市長は集客効果に期待し「実現を目指す方向で検討している」とサッカー場の整備に意欲を示した。

 総合公園は04年に14億8千万円をかけて完成し、多目的グラウンドの広さは約1万7千平方メートル。市はグラウンドの南側の広場も使ってサッカー場を整備する方向で検討している。設備の概要や事業費は決まっていないという。

 サッカー場に改修すると国スポのソフトボール競技が実施できなくなるため、会場の変更が必要になる。市は県施設のむつごろうグラウンド(芦刈町)に移す方向で競技団体や県と調整を進めているが、グラウンドの改修や夜間照明、駐車場、スタンドの整備も必要になるとみられ、事業費が膨らむ可能性がある。

 日本サッカー協会の助成事業は04年度に始まり、全国で73カ所が補助を受け、県内では唐津市の県フットボールセンターが対象になった。

最終更新:6/18(火) 15:51
佐賀新聞

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