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清水港開港祭の“足”に ヤマハ発の低速電動車、会場に投入

6/19(水) 8:29配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 清水港開港120周年記念事業実行委員会は7月13~15日に開く主要イベント「開港祭」で、会場の一つで静岡市清水区の日の出地区内を移動する手段に、ヤマハ発動機(磐田市)が開発中の電動小型低速車を投入する。JR清水駅から約2キロ離れた同地区などウオーターフロントエリアへの短距離移動に便利な乗り物と有望視し、その将来性を検証する。

 ヤマハ発がゴルフカートを発展させた車両を採用する。小型ながら7人乗りで、時速20キロ以下で走行可能。同地区内の道路上を走る際には運転者を設けるが、道路交通法の規制を受けない港湾施設内では自動運転を披露する。

 電動小型低速車は環境負荷が小さく、優れた乗降性や視認性、維持費を含む導入コストの安さなどが注目されている。米カリフォルニア州の高齢者向け住宅地では、安全で快適な乗り物として個人利用が普及しつつあるという。国内でも国土交通省などが活用検討を進めている。

 日の出岸壁には大型客船の接岸が増え、旅客施設整備や海洋・地球総合ミュージアム建設といった交流人口拡大に向けた大型事業もめじろ押しの状態。一方、最寄りの交通結節点であるJR清水駅や静岡鉄道新清水駅は「徒歩で移動するにはちょっと厳しい距離」(実行委関係者)にあり、電動小型低速車が交流促進に将来生かせないかと着目した。

 実行委は国内でも規制緩和などの環境整備が今後進めば、電動小型低速車を便利な地域の足として本格導入する展望が開けるのではないかと期待している。

静岡新聞社

最終更新:6/19(水) 8:29
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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