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抽選間近の高校野球静岡大会 混戦模様、ノーシードにも注目選手

6/19(水) 17:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 第101回全国高校野球選手権静岡大会の組み合わせ抽選会が22日に迫った。例年以上に各チームの力が伯仲し混戦が予想される。ノーシードにも注目選手が多く、投手は静清の右腕石田裕太郎、野手は静岡の斎藤来音らがシード校を脅かす存在となりそうだ。

 静清の石田は総合力で大会ナンバーワン投手との呼び声が高い。武器は最速145キロの直球。球の伸びを示す回転数は2300とプロ選手の平均値と同等だ。打者の外角への制球には絶対的な自信を示す。「球速より切れと制球を意識している。プロには140キロでも三振、空振りが取れる投手がいる。狙っていても当たらない真っすぐを目指す」

 179センチ、75キロとバランスのいい体格。セットポジションを基本に、足の上げ方やクイックを織り交ぜて間合いを操る。社会人野球ヤマハの元監督で1月に静清に着任した長田監督のもと、実戦力にも磨きをかけてきた。長田監督は「器用で変化球も多彩だが武器は直球。夏を一人で投げ抜く体力も付いてきた」と期待を寄せる。

 昨春の選抜でも活躍した静岡の斎藤外野手は、昨年10月末に椎間板ヘルニアを患い離脱。野球ができない苦しみに耐え、栗林監督に渡された論語や孟子などから必死に人生訓を読み取った。「野球が全てじゃない。自分はちっぽけな存在」。人としての成長を打席での余裕につなげている。

 バットが振れない間は、プロの好打者の映像から学んだ。目を引いたのはヤクルトの若きスラッガー村上の内角のさばき方。5月に実戦復帰し、蓄えてきたイメージを自分のものにしている。元来のスイングスピードに加え、体幹トレーニングの成果もあり、芯で捉えた打球が上がるようになった。ただ「長打を狙えば三振のリスクが伴う。低めを見極め、センター方向を意識する」と冷静だ。好打者が手ごわさを増して帰ってきた。

静岡新聞社

最終更新:6/19(水) 17:00
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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