ここから本文です

チリ戦の“新基準”が未来の財産…球離れの早さを意識したパスを伊藤が早速試す

6/20(木) 8:51配信

スポーツ報知

 日本代表は18日(日本時間19日)、第2戦のウルグアイ戦が行われるポルトアレグレへと移動し、チリ戦出場メンバーはランニングなど軽めの調整を行った。また、チリ戦の大敗でチームに生まれた“基準”を田中雄己記者が「見た」。

 惨敗から一夜。主力組が軽めの調整をした一方で、控え組は実戦形式など強度の高いメニューを実施。そこに、新たな“基準”が見えた。球離れの早さを意識したパス。フィジカルコンタクトを避ける体の使い方。MF伊藤は「(チリの)残像というか、イメージが残っている。パスは早い寄せを意識しました」と言った。

 岡崎や川島ら経験豊富な“オーバーエージ組”を除き、東京五輪世代の18人にとっては、初めてぶつかった世界のトップ。DFプルガルの高さに、MFビダルの伸びるスライディング。同じ目線で見た景色は、財産にほかならない。

 Jの王者もそうだ。15年7月。川崎はドイツ1部ドルトムントとの親善試合で、0―6と大敗した。全ての局面で上回られ、自他共に認めるパスサッカーが粉砕された。日本代表でも豊富な経験を持つMF中村ですら「Jリーグでは味わえない」とうなり、大島は今でも「一番衝撃を受けた試合」と即答する。世界一流の刺激は血肉となり、後のリーグ連覇につながった。

 ウルグアイにもスアレス(バルセロナ)やカバーニ(パリSG)ら一線級がそろう。苦戦は必至だが、森保監督が言うように「勝利を目指して戦った」先に生まれる“基準”は、何物にも代えがたい。(田中 雄己)

最終更新:6/21(金) 10:44
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事